みどりの野原

野原の便り

5月27日 河辺いきものの森

2007年05月27日 | Weblog
東近江市 河辺生きものの森へ

近江八幡駅で近江鉄道に乗り換え。駅員さんの「お得ですよ」の声につられて、乗り降り
自由の往復切符を進められて買った。550円だという。
ちゃんと買えば片道460円 往復920円

なんで~? すごい太っ腹。土日祝日はこの切符があるようだ。

八日市駅でさらに乗り換えた。どうやら今日は「大凧まつり」の日らしい。
駅に8畳の凧が展示してあった。100畳の大凧も揚がるらしい。
・・が特に人が多いわけでもない。



そして、目的の「河辺の森駅」で下車。
アニメにでも出てくるのようなかわいい駅名。駅の表示板もメルヘンチック。
無人の駅舎にはツバメが巣を作っていた。

 
            駅             

降り立った駅の片側は小麦畑。もう片側は水田。カエルの声が迎えてくれた。
 
     田植えが終ったばかりの水田                   小麦畑


田んぼ道をまっすぐ行くと河辺林に突き当たる。

 
      大麦畑(小麦畑とは感じが違う)              河辺林へ

ここは愛知川(えちがわ)に沿って出来た森林で、水害の防止や薪炭林として役立ってい
たが、立派な堤防も出来、燃料としても使われなくなり、放置されていた。
八日市市はそれを市民ボランティア(林遊会)と共に、かっての里山に戻そうと取り組ま
れている。


もともとの河辺林らしい所は少ししか残ってないが、ケヤキやカゴノキ・クヌギ等の大木
が残っており、放置の年月を思わせる。

その林縁にはエビヅルやアオツヅラフジなどの蔓草やノイバラ・ウツギなどが咲いていたた。
 
        太いケヤキ            カゴノキ
               
森の面積は15haもあるという。ネイチャセンターを拠点に活発な活動をされているのがわ
かった。

「林間トレイル」という、キャノピーウォークのような、樹冠を上から見れる施設も作ってある。
 
         ネイチャーセンター               林間トレイル

遊歩道を木や草を見ながら歩く。
アズキナシやオニグルミ・クマシデ。サワダツというのは初めて見た。
イチヤクソウやオカトラノオも見られ、かっての豊かな里山の姿を垣間見ることが出来る。

 
         クチナシグサと思う                   イチヤクソウ


帰りの近江鉄道では自転車が乗っていてびっくりした。
サイクルトレイン といって、混雑のない時間帯には無料で自転車ごと乗れるそうだ。


         自転車も一緒

楽しいローカル線に乗り、ちょっとした旅行気分だった。


コメント (2)
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