みどりの野原

野原の便り

5月26日 飛鳥花めぐり&玄武 

2007年05月26日 | Weblog
キトラ古墳の壁画「玄武」公開にあわせたイベント
古都飛鳥散歩「心のふるさと飛鳥の花めぐり」で、歴史公園館~鬼の雪隠・鬼の俎板~亀石
~甘橿丘~飛鳥資料館までハイキング

「玄武」人気もあって、44人の参加申し込みがあった。
里山クラブ員で野の花を案内しながら歩く。

下見から日が経っているので、花もだいぶ咲き進んでいた。
公園館の横では植栽されたサラサウツギが満開。
スイカズラも金銀花の名のごとくに白と黄色の花が満開で、いい香りをかいでもらった。

今はユウゲショウやニワゼキショウなどが盛り。
イヌビワの実がいい色に色づいていた。昆虫に詳しいUさんが、イシガケチョウの食草であること
を教えてくださった。
沖縄では見たが、温暖化が影響しているのか、この辺りにもいるという。
私はこの辺ではまだ見たことがない。

 
        ウツギ満開                       ガマズミ?

甘樫丘では、エゴノキの花がまだ残っていて、ヤマボウシやガマズミ?も咲いていた。

鬼の雪隠・鬼の俎板や亀石などでは歴史的な説明もしてくださり、甘橿丘からは風景も楽しんで
もらえてよかったと思う。
ただ今日は黄砂がひどく、あたりは白くかすんでいた。

「花めぐり」というイベントではあるが、終点の「玄武」見学を楽しみに来られていると思われ、
細かいものは省いて主なものを紹介しようと打ち合わせたが、皆さんけっこう興味をもってくださり、
うれしかった。

3時半ごろ、ハイキングの終点、飛鳥資料館近くに来ると、車や自転車がいっぱいだ。
私たちが着くころには、少し空いているんではないかとの淡い期待もむなしく、「玄武」観覧までの
待ち時間は、2時間あまり。

明日が公開の最終日で、今日は夜9時まで開いていて、「光の回廊」というイベントも行われる
らしい。
ハイキングの参加者もすぐ列に並ばれ、私たちのお役目はここで終わった。


        「玄武」待ち時間は130分

帰り道、行く時は気がつかなかったが、畑にコンニャクの花が1本だけニョッキリ立っていた。
他のコンニャクはまだ芽が出たばかりだった。
    
      コンニャク(前から)         コンニャク(後ろから)
コメント
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