柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

予見

2013-04-21 08:39:47 | Weblog
地震が頻発します。大きな地震です。予兆だろう。そう考える方が普通でしょうね。過去のデータは揃ってる筈です。予告のできぬは何度も聞かされて耳タコです、できぬことをやれとは言いませんが、3・11の前はどうだったのか、18年前の大地震の前はどうだったのか。でも、そこを詳しく知らされても予防などできませんから備えるだけなのです、今に大きいのが来ますよと言われても何もできませんわね。人は昨日と同じように仕事に行き日常をこなすだけです。電車も地下鉄も何もかも今まで通りに動きます。そうしない方が無理ですから。止めたところで被害は一緒でしょうし、止めた時の混乱を思うとめまいがしそうです。だから言うだけ。気をつけましょうって。こんなお気楽な何の役にも立たない忠告もないでしょうね。私達が外来でお大事にと言うのと同じです。どう気をつけるの?活断層型であれプレート型であれ、ずれのエネルギーが溜まり溜まってドカンと弾けるわけだそうですから、あちこちで溢れ出ていると考えるのは容易な想像ですね。でもだからどうしろと言うのだ?には答えが出せません。死なないようにしましょう、怪我しないようにしましょう。そして何が起こってもあきらめましょう(受容するしかありません)。自然には勝てません。特に地震にはどうにも応じられません。火事や台風とは違います。だから起こるまではそのままだ。命は大事に使えば死ぬまでは保つ(もつ)。死ぬまでは生きている。この謂いです。
 home-grown terrorist、こういう事件があると新しい言葉を覚えます。これに対するのはforeign terrorist でしょうか(推測です)。自国で育ったテロリスト。これはやっかいでしょうが、別に日本にないわけではありません。オウム真理教がそうでした、テロというイメージがぴったり来たかどうかは別にして。大体にテロ(リズム)という言葉に日本人は鈍感でしょう?言葉の意味はわかるけれど、反体制活動というのもわかるけれど、国家転覆目的の破壊行為となると何?何?です、他人事です。サリン事件でも国家が狙われてると誰が思ったでしょうね。ワヤ(無茶)しやがる。新興宗教の狂気と済ませましたよね、イニシエイションの洗脳のという話題ばかり面白がって。だから破防法の適応すら見送られたのでしたが。しかしアメリカは早いですね事の処理が。一気に潰す。派手な撃ち合いの文化ですから、そっちにスイッチが入ると殺して終了(殺すまで撃つ)です。サスマタ生け捕り文化ではありません。そして戦力の初期大量投入。日本との根本的な違いはここなんでしょうね。日本(人)は逐次投入が常ですから後手後手になります。これでダメだからこれ足して、それでもダメで次加えて。結局逃げられてグジャグジャ。女連れて屋根に上がってナイフ一本持って騒いでるのを処理するのに7時間もかける国とは違いますわね。国柄、民族性。それはそうなんですけれど、これだけ鮮やかにコントラストがつくと溜息モノではありますね。
コメント
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