柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

果断

2013-04-09 08:24:26 | Weblog
サッチャーさんの死亡報道です。レーガン、中曽根の時代、80年代の大政治家です。私の知識は全て後付けです、当時はノンポリもいいところのバカガキ(歳は十分にとってましたが)でイギリスのおばさん首相としか認識がなかったのです。偉そうに評論する資格などないのですが、その後付けの知識でもって書きます。私の印象は労組をねじ伏せた、フォークランドで戦争した、中でも医療にもメスを入れて、透析患者に補助を出さなくした、保険利かなくした(正確かどうかわかりません、そういう話にびっくりして感心したということです)という断片です。女首相が、逡巡する男どもに活を入れて戦争仕掛けるんです。英国(大英帝国)は偉大なのだと体現する。どんな国にも戦争反対者はワンサカいる筈です、特に当時のイギリスです、左どもが跳梁していた中でこの決定です。イギリス人の心深い所にグサリと熱い杭を打ち込む。しびれますね。チャーチルがドイツに負けそうになった時にしたラジオ演説と同等でしょう。大英帝国は偉大なのだ。今こう考えるだけで、アドレナリンが湧きあがります、あの時にあの場であの演説を聞きたかったなと思うのです(もちろん、行けないとわかってるからではあります。もう一つリアルタイムで聞きたかった演説はヒットラーのそれです)。労組が好き勝手する、仕事をサボりにサボって税金をむしり取っていく、年金問題で露呈した社保庁のようなことです。それを叩き潰しながら衰退した英国を立て直す。あの手腕、あの手段。まさに果断。男にできぬことだったのでしょう。語録の一つです、女は論理的で合理的なのだ、できぬことなどない。これ、真理と思います。男にはできぬ才能です。合掌(していいのかどうか)。
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