柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

復活

2013-04-28 08:16:43 | Weblog
主権回復の日です。唐突に埃を吹き払われて姿を現した記念日です、多くの人はそういう感想でしょう。トンガリの私でさえそう思いましたから。50周年の時は小泉政権下だったが何もなかった、61年目という切りの悪い時期にどうして今なんだ?いいえ、その意図は明らかです、先の戦争の喚起、敗戦の喚起によって、憲法改正の正当性を訴えたいわけですね。占領下に押しつけられた暫時憲法だったのだと今一度周知したいわけです。沖縄の反発を朝日グループは盛んに喧伝します、TBSもABCもそればかりです。沖縄の報道の偏向ぶりは昔から甚に有名です、基地反対運動しか見せない書かない。基地を容認する人達も同じだけ、否、もっと多くいるのにこちらを報道することはついぞないことです。月刊誌や週刊誌を読まねば知らぬままの事実です。あの時代にあの環境下に為された決定です、当時の証言等々を並べて無体を暴く報道が主流ですが、全面講和ではなく単独講和を選んで、アメリカの傘の下に入ることを選んだ、その後に続いてきた日本の歴史なのです、経済大国化して国民が豊かになった歴史です。逆戻りさせても、その場面だけを非難しても詮なきことだと思うのです。沖縄は(奄美も小笠原も)見捨てられた、切り捨てられた。土地を問答無用で接収された、占領状態がその後20年以上続いた、本土はどんどん豊かになるのに放置されていた。この日は屈辱の日なのだ、目出度い日ではない。そういう恨み言はあるでしょうし、それは事実ですから聞くしかないですが、そこから続いてきた歴史の上に今の日本があるのです。NHKで式典の中継するかなと思ってTV欄を珍しく見ましたがありません、民放もやりません。誰かに慮ってのことなんでしょうね、TV局のやりそうなことです(TV局は新聞以上に事勿れの人権主義ですから)。TBSの関口宏の番組にあの慰安婦謝罪談話で禍根を残してなお意気軒高の河野洋平が出ていて、その場は左翼のお仲間ばかりですから全開です、侵略してきた事実を認めないのはけしからん、サンフランシスコ講和条約は東京裁判の判決を受諾することを前提としているのだ、A級戦犯合祀を含めて靖国に拘るのがおかしいと得々と喋ってます。ああ、こりゃ酷いわ、こんな人が自民党の総裁だったんですよと、そちらにもびっくりします。関口宏が、毎年毎年同じことばかりやって・・・と眉を顰めて呆れて見せてますが、いちいち文句つけてくる(因縁つけてくる)のは中韓ですよ、非難の的が逆です。外交には相手がいるんだ、相手のことも考えなければならぬとその場にいた女教授がこれまた顔を曇らせながら嘆いて見せてましたが、そうやってなぁなぁに流してきた、結果敵さん達をどんどん居丈高にしてきた経緯じゃないですか。もうどんな脅しにも屈しない。これが全てです。この番組にはいつもこうやって噛みついているのですが、今回のこの話題においては久しぶりに胸が悪くなりました、外交優先というすり替えで反日侮日媚中媚韓を隠そうとしない連中には軽蔑の念しか湧きません。この流れのままに、核不拡散条約の新たな提言に被爆国の日本が賛成しなかった話題に移り、全員で大非難です。先にここで書きましたが、中国新聞のあの見出し、被爆国を名乗る資格がない、そのままです。あのイデオロギーを共有しているのですねこの連中は。被爆国として採るべき態度がある、人道主義世界平和に反対してはならぬのだという原理原則です。オバマにノーベル平和賞授与しても何も変わらない事実にすら目を向けず、空想平和主義を唱えるばかり。核持ってる国々が署名しないそんな文言にどんな意義意味があると言うのか。だから言い続けなければならないのだ、核保有国に訴え続けなければならぬのだ、そうやって核のない平和な世界を作るのだ、世界唯一の被爆国である日本がそういうメッセージを出さなくてどうする?という非難です。広島市長も長崎市長もそう不平を鳴らしてます。いつまでそんなナイーブな絵空事を言い続けるんでしょうね。この二人はそう言わなければ街に帰れませんからね、再選も望めませんし、つまり保身の発言でありましょうとさっ引いて考えてやらねばならぬのでしょうが、本気かい?そう尋ねたい気分です、今の地位に恋恋とするなら言い続けるばかりでしょうが。これだけ日本は左翼思想に毒されてきた(いる)という証明です。安倍さんでしかできぬ仕事が見えてきました。反対者達がきちりと教えてくれます。夏の参院選の重要性が弥増します。期待感がふつふつと湧きあがります。やっと日本に日本人の心に二千六百年余培われてきた精神的文化的支柱が戻されます。そういう期待です。自信と誇りの復活です。そう思います。
コメント
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