柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

次元

2013-04-05 08:25:05 | Weblog
黒田日銀総裁の施策会見は衝撃的だったようです業界人には。政府の要人たちが手放しで褒めてます。もちろん安倍さんの要請あらばこその任命ですから当然と言えばそうなんですが、新聞の見出しがまさに躍ってます。異次元、なんだそうです。素人ながらにあれこれ知識を集めてるつもりで、量的緩和とかマネタリーベースとか財政ファイナンスとか(おそらく市中の経営者さん達にも)基礎中の基礎の術語もそれなりに理解しているつもりなのですが、こんなに専門家達が驚いているということはすごい施策なんでしょうね。日銀本気、市場評価、らしいですから。さて今後ですか。思惑通りに進むかどうか。要はマインド。金使う人の、つまり市井の人々、国民のマインド、気持ち次第なのです景気は。次は私達の番です。金利はこれ以上下がらぬ所まで下がってます。金しっかり借りて、しっかり使いましょう!!
 松島一夫さんの死亡記事が全国紙全てに載ります。誰?見れば宮川左近ショーのギター弾きのおじさんなのでした。おお、全国版!と驚いたのと、この漫才トリオ(音曲漫才、音楽ショーと色々クレジットされます。ギターと三味線を両脇においてリーダーが浪曲唸る歌謡ショーです)は、あの80年代の漫才ブームの中でも関西の色モノ番組では人気のあったトリオです、好きだったなぁと思い出すことでした。もちろんオールドファッションの漫才です、歌唄ってその後コントやってまた歌う、定番を繰り出すだけのかしまし娘のパターン。向かって左でギターかき鳴らしてたゴリラ顔のオッサンでした。ボケ役です。漫才さんが持ってるギターはこの人に限らず(かしまし娘もチャッキリ娘もフラワーショーも)ギブソンのフラットギターで、上等なんですよ。ヤマハやモーリスなどの国産品じゃないんです。それは羨望で見てました。右側には三味線の名手がいて(暁照夫)、この人のボケも定番でした、弾き倒した後に、何でこんなにうまいんやろ・・と言い放って会場舐め回すように流し目送る、どっと沸く、あれです。先にリーダーが死んじゃってこのトリオはずいぶん前から消失してたはずですが。久しぶりに思い出しました。毎度~~皆様おなじみ~。合掌。
 
 
コメント
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