長老重鎮政治、派閥政治は小泉さんがぶっ壊した筈だったわけですが、それはあくまで派閥に属さなかった人の見方であって、親分達は営々と生きながらえています。その一人古賀さんが谷垣さん不支持を明確にしたというニュース、それは現職総裁の再選が(どころか立候補が)難しくなるということを意味するとあっては、それってどうよなのではあります。昨夜BSフジにその古賀さんが出て長く話してました。その前には何故か町村さんが呼ばれていて、尖閣問題と総裁選について聞かれ話してました。この番組、ごらんの方も多いと思いますが午後10時までの二時間(三時間でしたか)たっぷりと聞けます。キャスターに外連味がないですから、ガチに聞こえます、きっと正味の質問なんでしょう。町村さんではやはり新鮮味がないかな、そういう印象でした。ここ何年か、常に前にいた人なんですが、それ以上になれぬ人、ベテランだけの人という印象そのままでした。この人じゃぁ谷垣さんと大して違わないし。古賀さんが喋ってましたよ。この人TVに露出してこんなに喋る人だったんだと驚くくらい。見た目も悪顔で黒幕そのものでしょう?姿を見せずに裏から操ってるイメージですからね、この画面にまず驚きでした。谷垣さんには支持しないとはっきり言ったと何度も言ってました。これは他のTVニュースでもどこかでのぶら下がり会見での発言が何度も流れてましたから、ここははっきり態度表明しようと思ってるんですね大将。じゃぁあなたの派閥は誰を推すんだ?と聞かれて、自派閥には林芳正がいる、彼を応援するのが筋だと言ってました。若い人に譲れというのが谷垣さんを蹴る理由ですから、最後は同じ質問をされるたびに、他の誰も私より若い人だと笑ってましたが。石原なのか林なのか、そこをキャスターは聞きたがってましたが、やすやすと尻尾をつかませるようなタヌキじゃありません。TV用なんでしょう、盛んに破顔一笑してましたが、キッと引き締めた時の顔はやはり怖いや。派閥を諸悪の根源みたいに叩くけれども、必要なことも多いのだと、ここはしっかり強調してました。ううむ。「重し」は要るんでしょう。そう思ったことでしたが。谷垣さんの心中思うにこれもまた可哀想なことで。
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