次代

民主党の代表選より自民党の総裁選の方が面白いです。マスコミもそう思っているようです。細野が出れば、前原が出れば面白かったんでしょうが、社会党の残党（赤松）とかもうお前は終わってるだろうの原口とかじゃぁ全然興味もわきません。ＴＶも自民党ばかりを追いかけます。つまりこっちの勝者が次の総理だとわかっているからです。こっちの方が選挙戦として見ていてうんと面白いのも確かですが、「近いうち」の選挙で民主党が負けることが巌のように固い事実とされている前提です、自民党総裁選は事実上の次期総理を選ぶ選挙です。だから追いかける。安倍さんが、石破さんが、町村さんがさかんにＴＶに呼ばれている。谷垣さんは現職だからでしょうがそういうレースにおいてはかなり出遅れています、且つ下馬評が一番悪い。林さんも呼ばれない。討論の場に呼ばれない。参院衆院の壁は大きいと見えます。山口県人とすれば、この人は切れ者として期待が大きいのですが、安倍さんと比べるとどうかなの一歩引きの感、今回の衆院鞍替えの失敗はきっと他の国会議員達にいい印象はなかろうなと思うことです（連中にこそ衆参の差別意識は強いでしょうしね）。もう一人石原さんも現職幹事長ですから簡単に呼べない背景があるのでしょう谷垣さんと同じ、ＴＶ報道上は出遅れてます。それはつまり地方票に影響があるのではないかと思いますが、地方票と言っても地方の自民党員の票ですからね、おらが国さの贔屓もありましょう、選挙とはつまりしがらみと金と自分の損得です、普通に素人が考えるほど浮動するものではなく固定票に近いものなのかもしれません。でもこれに対しては先日ＴＶでやってましたが、かの小泉さんが勝った時は地方票を掻っ攫ったんだそうです、それで絶対本命の橋本さんをねじ伏せた。ああそうなんだ。こうも教えてくれてました、仮に取りざたされてる6人が乱立した場合、それぞれ20人の推薦人がいるから120人、選管員とか当人達を除けば後は百何十人の投票選挙になる、これじゃ中規模中学校の生徒会長選挙だと。ああ、そうなんだ。ということは地方票なんですね。だから候補者は東京にいないんだ。地方回りに掛かってるわけで。クライマックスシリーズよろしく、とにかく上位の二人に入ること。これです。上位二人の決選投票は国会議員のみだそうです。推薦人の奪い合い崩し合いです。でもこうなったらなったで、この時こそに自民党の覚悟が問われましょうね。下馬評に沿えば、石原ｖｓ安倍・石破連合のようです。私に言わせればここで石原を選ぶようなら自民党もクソのままです。だからその前に、一回目の選挙で、地方票をごそっと・・とは誰もが考えることでしょうけれども。安倍さんと林さんが立ったら、山口県はどうしましょうか。県連とすれば自主投票と逃げるでしょうが、県連があれだけ推した林さんの衆院鞍替え騒動でしたからね。と、あれやこれやでやはり自民党の方が面白いことです。と、笑っているうちにも福島の原発からは今この時にもまだ大量の放射線が放出されています、オスプレイ問題はは宙ぶらりんのままです、日米安保は大丈夫ですか、中韓の侵略に対応できるのですか・・・笑ってる場合じゃないですか。ですよね。