柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

両論

2012-09-08 08:19:32 | Weblog
細野さんのあの決定を私は昨朝は褒めたことでしたが、まぁ今朝の新聞は大叩きです。決断できぬとか弱気とか派閥論理とか、言いたい放題の態です。もちろん両論併記ではあります、大叩きしておいて、こういう利点もあると一応は掬いますが、でも飛び込めないつまらん奴じゃという色です。苦渋の決断、だったのでしょうが、新聞読む限りは、お前についてるのは若手ばかりだ、決して全体の流れではないと釘を刺されたのが致命的だったようです。刺したのは妖怪輿石。本人も悩んだでしょうね、何と言っても総理大臣の座ですわ。昨日私はわかったように、いくら長くても一年しか持たないキャリアなんか後々役には立たない、鳩山、菅、野田と並んで亡国の四首相、四年で四人、なんて酷評される、ミソクソで笑われるがオチだ、だからやめとけ、やめるが正解と言いました。でも総理大臣ですわ。目の前に、本当に手の届く所にあるんですその椅子が。悩んだでしょうねぇ。政治家を志す者の最高位ですから。史上最年少の総理として名が残ります。功名心、名誉心、そして権力欲は抑えがたいものだったでしょうね。あなたにはまだ将来がある。ここで妙な傷をつけるな、負けるに決まってる選挙で火傷をするな等々の助言を受け容れた格好です。それを意気地なしなんて意味で浅薄に煽る記事もあります、所詮は他人の喧嘩は大きい方が楽しいのであります。でもこれ、細野さんが勝って、自民党も(きっと)谷垣さんが負けたりしたら、大増税決めた二人がいなくなるという無責任極まりない話になってしまします。そんな奴(長く任せられないような奴)にそんな大事を決めさせて・・という呆れです。おいおい。外野は勝手なことです。マスコミの煽りやお祭り騒ぎにはほとほとうんざりです。もっと本当に国の行く末を心配しろよ。
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