南海沖トラフ地震大津波予想を受けてどうしましょうか。天声人語は、最悪を覚悟して最善を尽くす、それが危機管理の基本、なんて能書き垂れてます。こりゃわかり易いこと、こう言っておけば「後はあんた達のことよ」で済みますからね。最悪を覚悟するってのはどういうことだい?そして最善なんて曖昧な感情論でごまかすわけです。想定外を外すという禅の公案のような物言いで、その実は数字をデカく派手にして学者が一種のカタストロフィに酔ってるだけ、待ってましたとばかりにマスコミが煽りに煽る。本当にびっくりするような数字です。どう言う意味があるんだ?訝ります。斜に見ます。ああ、今日は防災の日か。関東大震災記念日です。このお約束も嫌味なことです。作業着に着がえて雁首そろえて防災芝居する日ですか。34mの津波に対してどうするの?対応を田舎の寒村に任せるの?活断層が今わかったように次々と公表されます、新聞の地方コーナーに載ります、山口県にも活断層!おいおい。そんなに煽ってどうするの?東京では今日もバカ騒ぎでしょう?AKBのバカ騒ぎはいいの?いいんでしょうね。直下型大地震が起こる?起こった時に考えろ。皆そう思ってるんでしょう?備えろ?どうやって?行政の仕事、公共財の仕事。言いっ放すだけ。こういう国に生まれ暮らしてるんです。この国に起こることは何もかも全て受け容れるのみです。台風で流されても、地震で壊されても、噴火に直撃されても、仕方ないことです。天声人語がそこまでの意味を込めて、最悪を覚悟せよと言ったかどうか。34mが来たら往生です。ですよね。違いましょうか。
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