乱暴

ドラえもんの誕生日が9月3日だかで、丁度100年前だとかで、天声人語や日経コラムがはしゃいでました。何年か前にそう言えば鉄腕アトムの誕生日ってのも話題になったですね。ううむ。リアルタイム世代ですから、それなりにほんわかした気分になりますし、当時の想像と現実のギャップとが面白いなと思うことではあるのですが、ううむ。それだけ人気のキャラクターであるわけですが（説明がいらない）、ううむ。つまりトンガリオヤジは、わざわざに天下の全国紙のコラムで取り上げることかい？こういうことに噛みつきこそすれの感のある二紙がという違和感でした。
　橋下さんの文楽批判に非難轟々です。大阪にある文化施設への援助を切りたい為のものらしいです。面白くなかったんでしょうね、それを素直に言って、顰蹙買ったの図です。歌舞伎や能、狂言、文楽等々の伝統文化は、とてもとても現在の感覚だけではついていけません。まず言葉がわかりません、あのリズムについていけません、全く理解できません。外国映画を字幕なしに見ている様な、隈どりや衣装や黒子やのビジュアルのみへの興味はそりゃ長続きしません。自分の不勉強を棚に挙げて、という非難です。当たってましょう。そして同じだけの重さで好き嫌い、向き不向き。こっちに興味のない奴は、何度見ても同じことです、面白くねぇ。橋下さんにそういう素養がない、素質がないだけのことです。だから潰せは乱暴ですが、この人は正直すぎるというか、その辺りのバランスは悪いですね。わざとやってるにせよ。若い奴らに媚び過ぎですか。そう思います。