柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

胡乱

2012-09-16 09:08:48 | Weblog
怪しい、よくぞここまで胡散臭いなと言うほどの料理人藤本某が、一度は北朝鮮へ渡れて、若い将軍様と感涙にむせびながら抱き合ってる写真を大公開してまたTVへの(もっぱらTBSの昼番組ですが)出演料引き上げて、またまた沢山荷物ひっさげて渡北しようとしたところ今度はビザが出なかったとかですごすご帰ってきてます。このオッサン、TVに出るときはスカーフを頭に巻いてマジックミラーのテカテカに光るレイバンのパッチもんのようなサングラスつけてます。どういう意図だ?というか、これがこのオッサンの趣味でしょうから仕方ないですが、将軍様と会ってる写真は丸刈り頭で眼鏡をせずに普通の背広です、ただの背の低い小太りのおっさん。スパイ容疑だそうです。いやいや、なるほどね。語るに落ちちゃたというわけですか。そのスパイ容疑で、拉致問題の大事な交渉相手だったミスターXなる人物が失脚した、銃殺されたと記事にあります。恐怖政治ではあるのでしょうが、やるねぇ。専制国家独裁国家の面目躍如です。左遷、閑職に追いやる、干すなんてナマでなくて殺す。粛清。大量虐殺の事例で原爆、アウシュビッツ、スターリン、ミャンマーポルポトと並び、最大は毛沢東だと言われてますが、元々の人口の差がありますから数字にすればどうだかわかりませんが、北の将軍の手はうんと汚れてましょうね。この料理人も殺されずによかったんじゃないんでしょうかね。 
 中国がヒートアップしてます。国旗を燃やす、日本企業の工場を襲う、暴徒化する、いつもの風景です。前に書きましたが、文化民度の相違は山よりも高いのです。こんな連中と交渉していかねばならぬのが「世界」なのです。日本で通る理屈はきっと世界との交渉の場では通用しないのでしょう。そういう溜息もいつもの通りですが、記事にありました、中国で騒いでいるのは低所得者層、貧しい層、学生とかの生活に不満のある連中ではなくて、富裕層、中間層なのだと。へぇ、そうなの。富裕層中間層の愛国心に火が付いている、そうです。反日を煽って、独裁政権への不満、世情不安定をすり替える、ガス抜きするというのが今までの解説でしたが、今回はどう読むのでしょうか。中国の大躍進を担ってる層、金儲けしている層、つまり共産党と繋がってうまい汁を吸ってる層が、デモしてる、日本を壊そうとしている。ビジネス相手として既に見放しているのか、捨ててもいいと判断しているのか。and/or もっと限局的に現金に尖閣に金の匂いを嗅ぎつけているだけのか。軍艦差し向けてきたら、誰かが予想してるように大船団で押しかけてきたら、野田さんどうするんでしょうね。これ、シミュレーションのレベルじゃないんじゃないんでしょうか。
 高校生が北島越え、一気に世界新記録だそうです。これもすごいなぁ。凄い奴が出てくるもんです。TVで言ってましたが、こういうのが出てくるのも北島という存在が大きかった筈だ。北島の功績は本当に大きいのだと。今高校三年生ですから、物心ついてからずっと北島をTVで見ていた少年です。そうだろうな。そう思ってしまいました。こいつがオリンピック出ていたら、と思いますが、いやいやそうはいきませぬ。あの場には北島が必要でしたから。ですよね。
コメント
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