今日は私事を。長男長女が相次いで結婚すると言い出しまして、この連休を使って私も人並みに(少なくともそれくらいは)親の仕事をしてきました。なかなかに緊張もします、言葉を選びます、いつものように馬鹿言ってられませんから。手続き事です、きっちりとやらねばなりません、そこへの緊張。そして家と家という実感です。自分の時は全く「人ごと」でしたが、ああつまりこういうことかと、この立場(親)になって初めて重大さに気づきました。そして男側と女側とを同時に経験しましたからそのコントラストもそれなりでした。強がっているのではなく(本当に)、嫁にやるという、よくドラマにあるような父親の淋しさやら悲しみやらには今のところは(ここがポイントですか)無縁でいます、私よりも女房の方が気持ちの揺れが大きいようです。もう一人次女が居て、うちは5人家族なのですが、子供達が小さい時から私の職業柄泊りがけの旅行に縁なく、それどころか休日の行楽も計画してはキャンセルの連続で、今回は珍しく(女房に言わせると初めて)5人で旅行気分を味わったのでしたが、こういうことがなければこういう場面を作れない今までの人生であったなという感慨、世間の普通の父親の役を全うできなかったという子供たちへの後ろめたさ、それでもそれなりに育ってくれた有難さ、そして女房への感謝。うむ、あれこれしんどい思いはありましたが、こういう機会に感じることは多いものでした。そういう歳になり、回ってくる役をきちんとこなしていく。今までも人生の区切りをいくつか経験してきましたが、今年来年が次の大きな場面転換です。世のオヤジ達に声を大にして言いたいです。今からでも決して遅くないですから奥さんに感謝なさい。今あなたがそこにあるのは、少なくとも大きな部分奥さんに負っている。そして今後は間違いなくほとんどを負われます。感謝しましょう!
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