柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

全殺

2010-05-22 08:18:45 | Weblog
いつまでもNHKは「口てい疫」と表記してます。新聞(あの朝日でさえ)は初めからちゃんと口蹄疫と漢字表記しているのに。これは大袈裟ではなく恣意の漢字排除行動です。こういう決まりだから、と連中は嘯くのでしょうが、漢字文化を壊してきたのは自分たちなんです。自作自演。自縄自縛とは自分のやったことが原因で自ら身動きがとれぬことを言いますが、そこには困ったというニュアンスが含まれます。がNHKは困ってません。仮名交じりの不細工な表記を好んで使います。それが破壊行為なのです。ったく憤ることです。その口蹄疫。普天間問題やら小沢さんの再度の不起訴決定やらをしり目にトップ記事を譲りません。クリントンさんがやってきて、首相や外相と会談してます。これも一応のサービスなんでしょう、あんた達が5月5月って言うから仕方ないわね、という風情。アメリカ側は原案以外に動かすなんて考えてないでしょう。坊や、言うこと聞きなさいね、って風で。岡田さんも鳩山さんも全然相手にされてない感じです、握手するだけでコチコチですわ二人とも、情けないこと。感染を鎮静するには中心から半径20km以内の地域から牛と豚を消すしかなんだそうです。ちまり今感染していようがいまいが全頭殺す。それ以外にないんだそうです。つまり人間様にあてはめれば、感染者だけではなく、感染者が出た一つの市町村まるごと潰す、全員殺処分しなければ鎮静できないわけです。昨冬の新型インフルエンザ禍が教えてくれます。水際作戦だとか、発熱外来だとかのなまじの隔離方法では流行を止めることはできなかたのです。11月をピークに潮が引きましたが、あれは国の政策が奏功したのではありません、広がるだけ広がって未感染者がなくなっただけなのです。ですから、強毒性のウイルスが広がった日には最悪です。ウイルスの専門家が、感染の専門家が全頭の殺処分を勧めているんです。感染予防ってのはそうするしかないレベルなんです。これは怖いことですよ。人間様も同じですから。国民を守るために一市を潰す。そんなことできるわけないでしょうけれどね。でもあり得る話ではあります。怖いこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする