柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

手続き

2009-02-03 07:59:10 | Weblog
大相撲、大麻騒ぎの日本人十両力士、解雇処分です。マスコミがちゃんと教えてくれますから、皆知ってしまいましたが、これより厳しい処分が除名、こうなると退職金が払われないんだそうです、きっと二度と相撲界に帰れないんでしょう、その一つ下の解雇です。先の外人三力士も皆解雇処分でした。甘い、というのが大勢のようです。二回目で、初回から程なく起こったことで、日本人でと悪条件は重なっているのですが、これまた新聞によれば理事長が「まだ25歳と若いから」という温情懸けての処分だったとか。やくみつるは25歳だからじゃなくて25歳にもなってだろうとコメントしてますが、その通りですか。社会に対する影響というのを考えられないんでしょうね。所詮は自分のこと。そうなんですが、こういう問題になることはわかっていることです。清水健太郎が捕まるのとは周りへの迷惑度で格段の違いです。そこが実感できないのでしょうね。でも、ドーピング事件の度に言ってますが、ステロイドホルモンと大麻と一緒くたにしてはならぬのでしょうが、所詮は自分の体のことですからね。大麻で幻覚出して人を傷つけることはなりませぬ、それを予防するというのは社会の安全のために必要なことです。でも、自分の体のことですわね。中毒になる、廃人化する、全部自分のことです、この被害は他人には及びません。暴力団等の地下組織の資金源になるなんていう社会的影響ももちろん無視できません。生活環境の辺り一面が「汚染」されたらどうする?そういう虞も十分に肯きます。でも、やはり実害はその人に限定されます。今回のように組織としての責任をあまりに重大に言い過ぎてませんかね。理事長が辞めたってどうしたと言うんでしょう。そういう手続きを待ってるだけでしょう?いつもいつもこういう処理を見聞きするたびに不燃焼感、不十分感が沸き上がるのは、世間が手続きを求めすぎるから、そして組織もそれで十分と考えているのが見えすぎるからでしょうね。いかがですか。
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