ベトナムで南シナ海の緊張に関する行動が再び起こり、日曜日の首都では警察が22人を拘束した(12月10日CHOSUNILBO)
”パラセルやスプラトリーはベトナムに属する”、”中国は無実のベトナム漁民に対する
暴虐をやめろ”といった幟をかざしたおよそ200人がハノイオペラハウス近くに集結、市の中心部を中国大使館に向かって行進、警察に阻まれた。およそ30分後抗議に参加の22人を束にしてバスに乗せた。彼らはLoc Haの拘置所に連れて行かれるのだという。抗議集会の様子はたちまちブログやソーシャルメデイアに掲載された。
同様の抗議がホーチミンン市でも発生したが逮捕者は出ていない。ハノイでの抗議に参加の女性 Bui Thi Minh Hang 47歳は警察が抗議者らを逮捕する権限は無いという。
この緊張は中国が新しい旅券のデザインに紛争域を自国領域として表記したことによるもので他国でもこのことによる抗議が起こっている。また海南省が新しい規則を制定したことも原因となっている。アナリストらは、ベトナムと中国は南シナ海の対立が世論に与える影響を利用しているが、手に余るようになったとき抗議参加者らを取り締まるという。当局は抗議が政府の方向に向かうことをおそれているという。何人かの著名な人権活動からは日曜日の集会には不参加であった。反汚職活動家のひとりの Le Hien Ducもその一人である。 拘置所に向かう道すがらDucは、警察が彼女を日曜朝に家から出られないようにした。だから抗議に参加できなかったという。