memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

最新の海賊活動

2012-12-21 15:09:37 | 海事
18日世界標準時16:49ハイジャック活動の疑いのある船舶がBossaso錨地で認められた(12月19日NATO SHIPPING CENTER)

また、12月15日世界標準時15:40オマーン湾(GOO)の2435N 05734Eの位置で商船が海賊の攻撃を受けた。乗組員全員は船内にあるり待避所に逃れた。海賊らは待避所に潜入することは出来ず本船には残っていない。本船は海賊から逃れ現在は安全である。海賊攻撃グループ(PAG)の一味は依然付近の海上にいると見られる。

また12月15日世界標準時04:20オマーン湾の2409N 05904Eの位置で5~6人が乗った白い小艇が商戦に接近した。この小艇は母船であるダウ船から降ろされたもの。このボートは本船緒0.2海里まで接近縄梯子と武器が視認された。本船の治安チームが警告射撃を行い、小艇は逃げ去った。この事件は上記の事件と同じグループが行なったものと見られる。同じ日の同じ海域である。

上記の事件のほかにNATOセンターは別の二つの海域での活動を確認している。ひとつはソマリアから遠く離れたインド洋上。もうひとつはオマーン中部沿岸の沖合いのアラビア海北部である。報告によればこの海域での海賊活動の増加を示唆している。
(以下省略)


11月の表層魚輸出減少     ノルウエー

2012-12-21 09:18:35 | 水産・海洋
ノルウエーのサバ、ニシン、その他の表層魚の輸出金額は総計で11億クローネ、前年同月比で9%減少したがこれは価格の低下による(12月10日sildlaget)

その減少額は1.1億クローネ。ニシン輸出は2%減って6.69億クローネ、サバについては18%増加し4.33億クローネとなった。

ノルウエー水産物審議会の専門家でアナリストのKristin Lien は「秋口に表層魚の価格の下落が見られた」と。「サバの価格は急激に下落、またにニシンにあっても価格が下落した。今年の食用の輸出についてその量は10万トンと予測され前年同期に比べて減少する。11月の主要輸出先はウクライナ、中国、日本である。

日本はノルウエーサバの最大の市場であり、ラウンドの冷凍サバの11月の輸出量は4.1万トン。これは前年比で1.6万トン増加した。ラウンド冷凍サバの11月の輸出価格はキロ当たりNOK 10.23で前年に比べキロ当たりNOK 3.63 下落。今年の冷凍サバの現在までの輸出量は2.9万トンで昨年同期比で2.1万トン増加。
ニシンいついてはウクライナが最大市場である。またニシンフィレーにあってはドイツベラルーシュが主要市場である。


アルゼンチン海軍旗艦ARA Libertadが出航

2012-12-21 00:02:33 | 海事
ARA Libertadは遠洋に向かい、1月9日マルデルプラタで盛大なレセプションを行なう。(12月19日MP)

アルゼンチン海軍旗艦の帆船ARA Libertadは国連がガーナのテマ港からの開放を 命じた4日後マルデルプラタ向け出航した。10月2日以降ガーナにより77日間出港停止を受けていた。これはハゲタカファンドのNMLキャピタルによるクレームが原因であった。

投棄魚の削減   英国

2012-12-21 00:01:40 | 水産・海洋
投棄魚問題対策を主眼として操業試験が行なわれた。これには5隻のグリムスビーの漁船が参加、良好な結果を得た(12月4日Grimsby telegraph)

海に魚を捨てる問題はTVでシェフのHugh Fearnley-Whittingstallにより紹介され 反響を呼んだ。ソール、マダラ、メグリム、チョウチンアンコなどの魚種は急速に減少している。環境食料地方局にかわり海洋管理機構MMOが欧州共通漁業政策の改定が行なわれる中、いかに漁業管理の手法を変えてゆくかの詳細について報告がなされた。今回の試験では漁業者がいかに選択的に漁獲し、その漁獲のすべてを水揚げするかを主眼としている。参加漁船は典型的な投棄魚の3分の一の追加枠を供給された。北海マダラのトロールによる投棄の律は38%が0.2%まで減少した。これらの漁船は試験においては最小サイズ以下の魚も含めいかなる魚も投棄することを許されていない。

小型魚の漁獲も低く、選択的な漁法であったことが知れる。MMOのCEであるJames Crossは「この結果は喜ばしいニュースだ誰にとっても長期にわたる漁業の解決策を開発し、われわれの海洋資源の無駄をなくしたい。健全な海で将来のために魚資源の持続につながるものだ」と。「漁業者らとともに革新的な解決策を見出し、将来のための魚資源を増やしたい」と。

船舶への重なる嫌がらせに抗議  ベトナム

2012-12-21 00:00:57 | 海事
ベトナム外務省は月曜日中国大使館の代表を召喚、ベトナム漁船が中国漁船によりケーブルを切られた事件について抗議した(12月4日TNN)

同省は外交文書を手渡した。事件は11月30日に発生したもの。国際問題専門家らはベトナム水域における中国のこうした行動はここ2年間で2度目であるが、領海問題に絡むしつこい行動であると。
Petrovietmのウエブサイトは同社の探査船Binh Minh 02が嫌がらせを受けたと報じた。この船は18ヶ月前にも同様に標的にされたいる。海事アナリストでNSW大学のCarl Thayerは今回の事件は”非常な挑発的行為である”という。ベトナムのような国家はこうしたことが続けば彼らとともに働く会社を得ることが難しくなるという。この事態に中国政府が関与しているかどうかは不明であるが、中国は新しい旅券には東シナ海の90%を自国領域としている。 (以下省略)


ジュロン造船所の事故で90人が負傷  シンガポール

2012-12-21 00:00:08 | 海事
4日朝、オイルリグの事故で作業員90人が負傷したと、労働省MOMが報じた(12月4日SNT)

テストをしている段階でオイルリグの3本の脚のうち1本が機械的な故障を生じ斜めに傾いた、このため作業員90人が負傷、一人が重傷であるという。死者の報告はない。MOMによれば負傷者らは4箇所の病院に搬送された。そのうち53人は午後には退院できた。 MOMの労働安全健康検査部門は現場での事故の調査に当たっている。リグでのすべての作業は中止された。現在のところ詳細の発表はできないとSembcorp Marine社はいう。