memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

高齢化する漁業者    アラスカ

2012-12-16 10:07:27 | 水産・海洋
若者が漁業許可を得ることは少なく、漁船団は高齢化している。2011年のデータによるとアラスカの漁業許可を持つ人々の年齢は45~60歳で平均は47歳である。(11月28日capitalcity weekly)

その数は30~44歳までの許可保有者数の2倍に当たる。乗組員はもっと若く平均は21歳である。また30歳代中盤の乗組員も多い。このデータは州労働局の11月号の経済の傾向によるものである。この内容はアラスカの漁業と水産加工業に焦点を当てている。

漁獲部門は成長を維持している。サケ、底魚部門では昨年それぞれ200に二条の雇用を生み出した。一方、オヒョウ、カニ、ニシン漁業の部門は雇用が減少した。全体で荒らすかでは水産物産業が石油ガス、林業、観光業を総合した数よりも雇用を供給している。

詳細に見ると昨年はおよそ1万人の操業許可保有者が出漁した。これに2.2万人の乗組員が従事している。サケ漁業が全体の半分以上のを占めている。アラスカの漁獲部門の雇用の6割は6月から8月に行なわれているこの期間にサケ部門が漁獲従事者全体の8割を占める。2011年統計では延縄、刺し網、流し網が船体の漁法の6割を占める。

性別で見ると、昨年の漁労に従事した85%が男性である。そのうち許可証保有者は, 7,253人で23.9%。男性の乗組員は18,678人で61.6%を占める。1,100人の女性が許可保有者で3.7%を占める。女性乗組員の数は3,200人でアラスカの漁業従事者の10.8%を占める。

アラスカは国内漁業では主導的な位置にあり、米国全体で53億ドルのうち20億ドルを占めている。

もっと魚を食べよう!  米国人の食事は魚を食べないことでは世界で第2位にある。年間一人当たりおよそ15ポンドであり、畜肉の110ポンド、鶏肉の73ポンドと対照を成している。水産物による必須栄養素(知られているようにオメガ3脂肪酸)の不足が予防できるにもかかわらず毎年疾病による死亡者を生んでいると専門家は言う。(以下省略)