マダラの削減は北海での投棄魚の試験になってしまう 英国

EUによる2013年の北海マダラの20％削減はスコットランド漁業者にとって持続可能な漁業に対する脅威となる（12月5日FUD)

EU漁業委員会提案のマダラ削減案は北海中で大量の投棄魚を生む。欠陥のあるマダラ資源復旧計画は漁業の保護に繋がらない。これはスコットランド漁業大臣Richard Lochhead の来年の漁獲枠に対する発言である。スコットランド議会でt, Mr Lochheadは「マダラ漁獲沸く20％削減は直接的な大量投棄につながる。われわれの漁業者等はこれまで以上に豊富なマダラの漁獲を避けることはできず、死んでしまった魚を投棄することになる」と。「マダラ復旧計画は保護推進が目的である、しかし毎年の漁獲枠削減は北海全体で投棄魚の拡大の試験をしているようなものだ。マダラ保護のための計画は正反対の原因となりうる、このため我々は2013年いは現状維持を図りたい。

「スコットランドは今年レベルの健全なマダラを維持するために科学的調査を行い、投棄魚をなくし2015年までの件座円脚源回復に努めている。来年どのために月末に行なわれるブラッセルの会議では自分は北海マダラ漁獲枠を来年いも移管すべきと要求する」と。

魚と交換で西アフリカを支援 ロシア

ロシアはトラック、ボート、各種の機器などを西アフリカ諸国に贈るとともにアフリカの学生の支援をおこなう。その交換としてロシアの会社が諸国の沖合いの大西洋で漁獲が許される。そこではロシア漁船団の存在が薄れていた。（12月6日IZBESTIA)

ロシア漁業者協会によれば、西アフリカ沖合いでの漁獲はロシア漁獲枠40万トンの倍となることが望ましいというと AFP / East Newsが伝えている。ロシア漁業局Rosrybolovstvoは 「海外諸国沖合いにおけるロシア漁船団の存在を確実にするための対策」を政府の漁業養殖委員会に提出している。報告書によれば200浬以内の排他的水域におけるロシア漁獲の低下を報じている。沿岸水域における漁業は効率的かつ利益が出る。しかしながら年々厳しくなってきている。ロシアはこの地域で1970年代以降操業を行ってきた。1980年代の中盤にはモロッコ、モーリタニア、アンゴラ、ギニアビサウなどの西アフリカ沖合いで100～150万トンの漁獲を行なっていた。

しかしながら、21世紀のはじめにEU,中国などの漁船が出現、ロシアの漁獲は2011年に21.1万トンとなり、2012年の年初からの9ヶ月間で14.8万トンを漁獲している。「現在ムルマンスクおよびカリーニングラードの漁船がその現場で操業hしている。しかしながらアフリカ諸国は漁獲枠発行に対しより厳しい条件を規定している、入漁料は値上がりし、漁獲域も制約を受けている」と北方漁業者同盟の会長Vladimir Grigoryevはいう。西アフリカ水域での主な漁獲はマイワシ、アジ、サッパ、サバなどである。ロシア船団が活動しているのはモロッコ、モーリタニア、セネガル、ナミビアなどである。

「モーリタニアは漁獲水域を岸から20海里と今年拡大した」とムルマンスク漁船団の役員Valery Tsukanovはいう。「魚がそこにはいないので我々は漁獲できない。かっらは入漁料を何度も引き揚げた。モロッコとの合意は6月に期限が切れた、しかし新しい合意はまだなされていない。彼らは毎日仮契約には調印するといっている」Rosrybolovstvoの報道担当Aleksandr Savelyevは西アフリカとの協力は, ロシアにとって戦略的に重要といい、この伝統的漁場を失うことはできないという。漁業者の関心は堅実である。

西アフリカで操業するロシア漁業者協会はロシアの漁獲割り当ては40万トンであることが望ましいと。漁業者等は漁獲1トン当たりおよそ800ドルであり枠が増えれば1.6億ドルの増収になる。Rosrybolovstvoはロシア漁船の存在は維持されるべきとしてアフリカ諸国に対する支援拡大で彼らの問題を解決しようとしている。その内容としてロシア製の4輪駆動車、オフィスの機器の提供を提案。セネガルとギニアビサウには3隻のパトロールボートの建造を提案。またアフリカの学生に対しロシアの大学での勉学を提案。これらのコストはすべてロシアが資金提供する。