memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

漁民保護組織を構築   ベトナム

2012-12-22 23:59:14 | 亜細亜海道
ベトナム政府は海域の警備と漁民保護および海上での法の執行のために漁業管理局を来月創設すると(11月6日TNN)

この組織は1月25日から漁業省参加で活動を始める。同省の検問立法部門の長であるLuu Van Huyが Nguoi Lao Dong紙の問いに答える形で発表。新しい部門は民間の力によるもので、海洋資源の保護が職務として含まれると。軍隊の支援をrながら、正しい目的で適切な時期に許可を得た漁業者が漁場での活動を確実におこなえるようにするものであると。その検査官らは漁具の網目が規制に従っているかどうか、電撃の使用、薬物、爆発物の漁業への使用も監視する。違反者らに対しては現金による罰金のみならず漁業権の停止を命ずることもある。

この組織はベトナム水域における外国船についても検問、必要あれば罰則も与えるし外国水域におけるベトナム漁民の保護も行なう。主権に関する政府文書にかかわったDr Tran Cong Trucはこの組織は沿岸警備隊や海軍の支援も行い国の主権を守るというベトナム東部海域における中国の侵略が多発している。そうした船舶がベトナム漁民を攻撃、武器を用いるものもあり、ベトナム漁民を拘束したり、漁船を奪った金を要求したりしている。7月には中国海南島の30隻の漁船がベトナムの領有するTruong Sa (Spratly)諸島に海軍警備艇をともなって出現した。

新しい組織は十分な装備をした船舶を準備、洋上にとどまることもでき風力9にも耐えることができという。

漁民が密漁者について抗議   北部スリランカ

2012-12-22 00:05:02 | 亜細亜海道
スリランカ北部のMullaitivu地区の漁民らは抗議集会を開いた(12月5日Colombo page)

地元報道によれば漁民が抗議集会を開き当局に対し外国人による密漁の取り締まりを行なうよう当局に求めた。かれらはまた国内他地区の漁民による略奪で彼らの生計が脅かされているとおよそ23の漁業団体がMullaitivuの関係当局に請願書を手渡した。一方スリランカ海軍は今週はじめに37人のインド漁民をスリランカ海域で拘束した。インド漁民はおもにTamil Naduからのものでスリランカ水域で大規模な密漁を行なっている、これがスリランカ漁民にとって生計の上で大きな脅威になっているという。

水産物が飲食店で人気   英国

2012-12-22 00:04:14 | 
水産物が英国のレストランではより優位となりこの傾向は来年も続くであろうと専門からは予測している(12月3日SeafoodSource)

昨年を通じ、スシ、サシミ、ニギリなどのアントレが13.9%増加、一方貝類の料理の伸びは7.5%であったとフードサービスのコンサルテイングを行なう会社Technomic’s MenuMonitor のデータベースが報じている。スシ・チエーンのYO! やアジアの麺チエーンのWegamama なども人気を得て成長し、国中に拡大している。

加えてロンドンを根拠とするスシや日本食を提供するK10は2013年末までにだえさらに新店舗2軒をオープンするという。「過去数ヶ月で記録的な売り上げを達成した。とK10の社長Maurice Abboudiはいう。スシはますます人気を得て英国の魚料理として急成長、そのメニューの中には魚料理、テラピア、タイ類、ハドックなども含まれるとTechnomicが報じている。Technomicはこの傾向は2013年も持続すると予測、その理由は健康志向の標準食の意味合いによるとTechnomicのLizzy Freierはいう。「単にサケだけが焦点を当てられるのではなく他の魚種や貝類が健康食としての位置を占めている」とFreier はいう。

また“Superfoods”によりメニューは増えて大豆、豆類、緑黄野菜、ウオールナッツ、ヨーグルトなども含まれるという。また地元産の持続可能な水産物の利用も英国消費者にとってはより重要となっているという。


漁業大臣がEU漁業交渉で声明を発表  英国

2012-12-22 00:03:00 | 水産・海洋
Richard Lochhead漁業大臣が声明を発表した。同大臣はEUに対しスコットランド漁業者に対する操業日規制の撤廃を呼びかけた(12月4日BBC)

ブラッセルでの年次会議に先立ち、 Mr Lochhead は削減凍結の提案が遅れていることを非難。また同大臣はアイスランドとファロー諸島に対するサバの乱獲問題で制裁を行なうことを呼びかけた。会議は今月後半行なわれ、2013年のスコットランド漁業者の漁獲量が決まる。