memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

監視船が尖閣諸島に向け処女航海   中国

2012-12-14 19:01:05 | 海事
中国最大の漁業監視船Yuzheng(漁政)206が火曜日尖閣諸島周辺の警備のため上海を出航した,と農業部東シナ海漁業管理局が報じた。(12月12日China Daily)

アナリストらはこの動きは中国が尖閣諸島の領有に関しその防護の意思決定を示したものであるという。「あたらしい漁業監視船は国が主権保護のために海事力を強化したことの兆候である」と北京の国際関係大学の日本研究者のYang Bojiangng教授は語った。

「Yuzheng 206は満載配排水トン5,872トン、長さ130m、最新の装備をした船で中国国内では最大規模のものであると同局はいう。しかし書の警備についての詳細は発表されていない。漁業行政局長のZhao Xingwuは本船の処女航海の祝典が火曜日に上海でおこなわれたが、本船は尖閣列島の定常警備において重要な役割を担うことになると。法執行能力の強化と漁民保護がこの船によって可能になるという。Yangはこのことに拍手を送り、中国は日本の違法な島の購入により法執行能力を強化したものという。

「我々は漁業監視や海洋監視船を定期的に当該島嶼水域に送るとともに、さらに船舶を建造する。これは中国の尖閣列島に関する政策を反映したものである」と彼はいう。漁業監視船は主に中国漁民の利益を保護し違法操業活動の摘発に当たる。また海洋監視船はおもに水域の監視と海洋環境保護や海事利益に関する活動を担うという。国家海洋局によると、11月には3000トン級の海洋監視船2隻が中国海洋監視船団に加わったという。

東シナ海の定常的嘉永日は中国海洋監視局と漁業局によって9月以降強化された、これは日本が島を購入したことによる。「日本はパンドラの箱をあけようと望んだ、我々は主権を主張している」とYang.海事力の強化は高まるのみという。(以下省略)

航空機が墜落したが29人は生存    コモロ諸島

2012-12-14 00:30:02 | 海事
インド洋のコモロ諸島沖合いで機器故障により火曜日航空機が墜落したが乗員乗客29人は無事であった(11月27日Reuters)

Embraerジェット機がMoroni空港から飛び発って5分後のことであったと。この機はInter-Ilesに所属、隣の島のAnjouanにむかうところであった。軍関係者のZarouk はこの機に搭乗していたが、”あけたままの蛇口のように”離陸の差異に燃料をもらしていたという。このため彼はパイロットに通報空港に引き返したが着陸に間に合わず海に落ちたという。
コモロ島民間航空の専務Abu Mohamed Aliは乗客25名,乗員4名は全員無事であったと。漁民らが救出を支援したという。

ニジマス養殖が盛んに   レバノン

2012-12-14 00:28:44 | 水産・海洋
レバノンには生息しない淡水魚のニジマスがBekka渓谷の本流のOrontes川でたたくさん見られるようになった。(11月28日Daily Star)

この川は源流から25kmの長さでシリアとの国境近くのHermel近くまで流れている。水が豊かで清浄であることから太った魚の養殖に適している。Orontes川は国内で川の流れがもっともはやく毎分660トンの流量でニジマス養殖に適した水温12~16度である。この独特な環境がこの魚種の養殖に適している。Orentes盆地にはおよそ150の養殖場があり300家族の収入源となり1,000人以上の雇用を生み出している。養殖場の管理、養殖作業、魚の運搬などの仕事である。

年間生産量は1,000-1,500トンでその価格はトンあたり4,000ドルである。養殖技術者のMalek Nassereddine は魚の養殖がHermelの農業における最大の仕事となっているという。また将来この地の主要産物になるであろうという。経済を活性化し、貧しく失業の多い地区を救うという。北米、欧州、アジア原産の卵が専門家によってレバノンに輸入され、養殖業者はこの稚魚を購入し自分の施設に搬入する。消費はレバノン国内と周辺国だが、シリアが主である。

Nassereddineはニジマスは栄養に富み赤身の肉に替わる健康で安価なものであり、その価格は上昇しているという。赤身肉は現在キロ当たりレバノンポンドLL16,000から LL20,000,これに対しニジマスは LL6,000である。栄養士のRola al-Fakihはニジマスを食べればオメガ3脂肪酸を摂取でき、それは心臓や血管よいという。コレステロール値を下げがん予防にもなると。Hermelの農業普及開発センターのAl-Jawadセンターの農業技師Hussein Qansoは養殖のしやすいこの魚種の復旧に努めているという。ニジマス養殖は植物や作物の生育に適さない岩だらけの現場であっても利用できるという。またニジマスは周年販売が可能であり冬場に天候に影響される海産魚とは異なるとQansoはいう。 (以下省略)

氷山が接近  アイスランド

2012-12-14 00:27:57 | 水産・海洋
少なくとも3つの氷山あるいは4つかも知れぬがアイスランドの北西部に接近していることが沿岸警備隊により日曜日確認された(11月27日Icelandreview)

陸岸に最も近いものはウエストフィヨルドのStraumsnesから9海里にあるアイスランド沿岸警備隊のBjörgólfur Ingasonはこの氷山が接近し割れw手漂流した場合に船舶に危険があるとFréttablaðiðに語った。「あまりにも岸に近すぎる」という。「このほかにも氷山があることが最近確認されている」と。
これら氷山にはホッキョクグマはまったくいない。ホッキョクグマはアイスランドにはいないが、しばしばグリーンランドから氷山で漂着し岸に上がって来ることがあるという。

クジラを殺傷せずに調査する  韓国

2012-12-14 00:27:11 | 水産・海洋
韓国は鯨を殺傷しない方法で科学調査を行なうと火曜日政府当局者が発表した(11月27日Koreanherald)

「各方面の意見を集めた結果、豪州や多くの国が実行しているような殺傷せずに鯨の調査を行なうことを実行する方向である」と食料農林漁業省が発表。政府は当初、1986年以降の捕鯨禁止を廃止する方向で研究を行なうことをIWCに通告していた。

しかしこれについては反捕鯨国や国内の保護グループから強烈な反対があり政府は禁止を継続し、殺傷しない方法を模索することにした。捕鯨の伝統の長い蔚山の漁民らは海洋哺乳類が魚類を枯渇させているとして政府に禁止の緩和を求めていた。この町やほかの町でも鯨肉は人気があるが7、事故で網に絡んだクジラだけが合法的な供給源となっていた。