memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

魚の自給を目指す   サウジアラビア

2012-12-08 12:20:31 | 水産・海洋
サウジアラビアは魚の自給ができる国に近いうちになると発表した(11月23日FUD)

その実現に向けて現在計画が実行されていると漁業省の次官 Jaber Mohamed Al-Shehrが記者団に発表。「この計画はアラビア王国における養殖と漁業生産を現在の10万トンから今後17年間で100万トンに増産するものである」と当局は言う。. Mr Al-Shehri was speaking after はLulu Hypermarket で行なわれた水産物祭りで発表したもの。この祭りは広範な水産物を展示した。

EUはフカヒレ採取をやめる

2012-12-08 00:02:26 | 水産・海洋
EU議会は木曜日フカヒレ採取の完全停止を宣言した。フカヒレ採取は漁師が鰭を切り取ったあと生きたままの魚を海に投げ捨てる行為である。(11月23日Bangkok Post)

EUはフカヒレ採取を2003年に禁止している。しかし特別な許可を持つものは例外で洋上でサメの体からフカヒレのみを切り取る。3月には漁業大臣らがサメをそのまま港に持ち帰ることの提案を承認した。しかしこの対策のための欧州議会の承認が必要であった。海洋保護グループのオセアナはこの動きを賞賛、サメ保護の重要な項目であると。

「この対策はフカヒレ採取に関するEU政策の抜け穴に決着をつけることになる。サメ漁獲に関する貴重なデータ収集の改善につながり、脅威の下にあるサメのフカヒレ貿易を阻止することに繋がる」と声明文は述べている。アジアで賞味されるフカヒレスープはサメに対する主たる脅威である。海洋保護グループはこの珍味の需要を満たすために年間7300万尾のサメが殺されているという。
EU諸国は世界全体漁獲で第2位で14%を占めている。成長が遅く、出産数の少ないサメは絶滅の危機にある。

ハイジャックされたマレーシア船を拘束  ベトナム

2012-12-08 00:00:59 | 海事
ベトナム当局は11人の海賊に襲われたケミカルタンカーを拘束したと発表。IMBによればマレーシア水域でのハイジャックは今年初めてとのこと(11月23日The Standard)

マレーシア船籍のこの船はジョホール州からサラワク州へ向かう途上土曜日に通信連絡を絶っていた、とクアラルンプールの海賊通報センターの Noel Choong, が発表。同センターが警報を発した後、ベトナムの当局が木曜日容疑者11人を逮捕した。海賊らは船名を変え、ホンジュラス国旗を掲げていた。このタンカーの乗組員9人は水曜日洋上で海賊により解放されていたがその後全員が漁船に救助されて無事という。

荷を積んだタンカーがサラワクに向かう途中で襲われたのはここ数年で初めてのこととChoongはいう。国際海事局IMBはベトナムとマレーシアの努力をたたえた。
「アジア海域を航行する船舶は特に夜間に注意をすべきだ」と。

医者、小売商、漁師は停戦成立で忙しい   ガザ

2012-12-08 00:00:11 | 海事
ガザの漁師はようやくボートに触れることができた。武装派とイスラエルが紛争を拡大した先週以来彼らは海に出られなかった。(11月22日CBCNEWS)

Jamal Namanは最近お8日間は失われたものと感じた。イスラエルの海空からの攻撃はで彼はボートで海に出られず、生活の糧を失った。 「戦闘が繰り広げられ自分は海を失った」と総長の朝日がさすガザ市の港で彼はいう彼はその人生のすべてをここで漁業にささげてきた。漁師らは彼らのボートを自ら引き揚げておくよう警告を受けていた、そうでなければ標的になると。

イスラエルとハマスの停戦により数十隻の漁船が木曜日朝海に下ろされた。「両方が停戦を守ってくれれば、われわれにとっては好ましいことだ。子供たちは笑顔で今朝家の外に出た,もうおびえてはいない」とNaman。
桟橋では Ahmed al-Goraniはもっと悲観的だった。「戦いはたぶん終わったのだろう。でもイスラエルの封鎖はまだ続いている」と62歳の老漁師はいう。イスラエルはガザ漁民の活動範囲を3海里以内と規制している。Al-Goraniは稼ぎになる漁はそのまだ先にあるという。「我々はイスラエルの規制の先まで行くことはできない。ここでは魚は小さすぎる。金にならない魚だ」と。

この休戦協定が守られればイスラエルとハマスは経済封鎖解除の交渉を行なうことになっている。その動きを漁師らは歓迎しているが、この長期にわたっている案件の交渉は簡単ではない。
ガザのどこでも、8日間の暴力の傷跡が残るなかで平常の生活が戻りつつある。シャッターを下ろしていた商店やレストランがそれを再び空けた。市場は食物や見る子を抱えた人々で忙しい。

ガザの通りはさまざまな音で活気に包まれている。短気なタクシー運転手の立てる音や奇妙なサッカーボールをける音などがする。Ibrahim Nasser 12歳は彼の友達10人ほどとゲームをしている。ガザ地区のほとんどの子供たちとは違って、彼は毎日サッカーで遊んでいる。空からの危険があるにもかかわらず。「イスラエルはわれわれがプレーしているところを砲撃するかもしれない、でも怖くはない」とゲームの休みにそういった。

ガザの医療の中心施設であるal-Shifa病院では兵士らが地の着いた担架をきれいにしている。 昼夜にわたり病院は混沌の中で運営された。主任医師は紛争が激化してからは毎日100人以上の人が処置を受けた。病院は満杯で医師や看護婦は扮装による負傷者の手当てを続けている。
「薬が不足している。特に麻酔薬や抗生物質、それに手術に必要な特別な薬などだ」と主任外科医師の Dr. Abdul Jafar Za’neenはいう。Dr. Za’neenはそれらの補給がすぐにも行なわれるだろうと期待している。ガザの国境は徐々に開けられている。しかし医師が通常の状態というレベルにはまだ1,2週間かかるという。今の時点では傷ついた患者、子供、女性、母親、姉妹などがたくさんいる。自分は泣きたいくらいだとDr. Za'needはいう。.