memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

土曜日に禁漁を開始   フィリッピン

2012-12-01 12:31:33 | 亜細亜海道
ZAMBOANGA CITY発:漁業水生生物局BFARは12月1日から始まるTamban(英名Sardinella,和名サッパ)の禁漁実施に向けて2隻の動力船を配備した(11月30日ABS-CBN News)

BFARの理事Asis Perezがフィリッピン海軍沿岸警備隊関係者、業界関係者、漁業者らとともに引き渡し式を行なった。PerezによればこのBFAR のボートはスルー海、Basilan,Zamboangaなどで漁業取締りに従事する。禁漁は12月1日から実行され来年2月28日に終了する。DFARの調査によればsardinella(サッパ)の産卵は12月上旬に始まり2月末まで続くという。この禁漁によりサッパの産卵を得て魚場での資源を確保しようというもの。

ザンボアンガのEdgar Limによれば缶詰会社、漁業会社,などはこの禁漁を支持しているという。このtamban(サッパ)により言わし産業が利益を得る。ここには15のプラントがあり”フィリッピンのイワシの首都”の名前を得ている。しかしながら、この禁漁は漁船に対してのもので、こrを生計の糧としている個人漁師は除外されていて、彼らは漁を続けることができる。行政取り決めとしてこれに違反したものは500~5,000ペソの罰金ないしは6ヶ月から4年の懲役を科せられる。
昨年実施されたtamban禁漁は成功した。

ガザの生活   (4)電力などインフラは

2012-12-01 00:02:12 | 海事
停電はガザでは日常のことだ。電力はガザのたった一つの発電所とイスラエルから来るそれにわずかだがエジプトからもくる。しかし毎年10%の勢いで伸びる需要を賄うことができない。多くの家庭が自家発電装置を備えてはいるが、その燃料が極めて高い。

支援活動に従事するNajlは「毎日8時間は停電する。8時間電気がきて8時間停電する」という。「冬場の電気需要は高いが、わずかな時間しか電機は来ない」ガザの沖合いにはガスの埋蔵があるというこれが開発されれば需要を満たすことができる」と国連はいう。

ガザは降雨が少なく地価から真水をとり需要を満たすには足りない。国連は水と衛生状態が危機的状況にあるという。海からの塩分が地下水に入り込み飲料水として使えるレベルを超えている。 正常な水の可能性は一人一日当たり100リットル以下の状態にある。排水の上かも頭痛の種である。9万トンの排水が処理されずに地中海に垂れ流され、汚染や健康障害それに漁業に問題となっている。

人々は浜辺に出る、しかし汚水の問題がある。「ガザには生活がない」とガザの若いファミリーHamadaはいう。彼らの主な娯楽は家族や友達との集まりである。「夏には浜辺にゆき料理をする。日没まで待って電力が回復するのを待つ」「幸せは自分で創造しなければならない。仕事でもなく金でもない。それは自由だ。自分が生活に何を求めるかだ」と。「自分の希望はガザの人間であることを感じることだ」


スーパートロール船を2年間禁止   豪州

2012-12-01 00:01:20 | 水産・海洋
豪州環境大臣Tony Burke は月曜日いかなるスーパートロール漁船も小型表層魚についてコンゴ2年間操業禁止とする法令に月曜日署名した(11月19日MP) 

この禁止令は一連の新しい法令に基づいたもので、オランダの漁船Abel Tasmanが豪州に来たことに対するものであると理解される。142m長さの漁船Abel TasmanはNSWと西オーストラリアとの間の海域でトロール操業を計画していた。

Brisbane Timesによれば本船緒運行者SEAFISHは可能な限りの法的手段で禁止措置に対抗するといっているが、Burke大臣は「我々は完全に堅固な法的根拠を有している」と発言。「環境法のもとで点検を行なうことは珍しいことではない」「まったく珍しくはない」と大臣は発言。豪州了解での操業を計画していたこれまでで最大規模の漁船いついての論争が起きて以降、Burke大臣は去る9月142m長さのAbel Tasma規模のいかなる漁船による表層漁業も暫定禁止とすることを宣言していた。この漁船はNSWと西豪州の間の沖合いで18,000トンのレッドベイトとサバの漁獲を計画していた。(中略)
本船はポートリンカーンに係船されているがスーパートローラー停止連合は本船は豪州水域を去ることになるだろうと発言。

エクソン・モービルの漏油事故20海里まで広がる  ナイジェリア

2012-12-01 00:00:23 | 海事
Akwa Ibom州のExxonMobilの洋上オイルリグで発生した漏油事故でパイプラインが閉鎖されたあとも油の混じったスラッジが20海里のところまで広がった(11月19日Reuters)

現地の漁師らはExxonが現地で操業を開始以来最悪の漏油事故という。女性たちはバケツに油を掬い取っているが漁業者の生活に大きな影響を与えているという。ExxonMobilの現地役員Mark Wardはモービルがナイジェリアに対し「事故により迷惑をかけたと陳謝したという」生態系の破壊は地元民にあきらかに大きな災厄となっている。