memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

人口増加と富裕化が食需要を変えている

2012-11-27 12:56:55 | 
2050年には世界人口は90億人に到達するが、これにより世界の食の需給パターンが変化する。開発途上国の人口増加と富裕化が消費傾向を変化させている。(11月26日TFS)

中国と東南アジアの田舎から都市経済への人口移動によりよりたんぱく質の多い食物の需要が高まっている。しかし、穀物から肉や魚への移行はそう多くはないが、食物油やミルクの摂取が増えているという。こうした変化は開発途上国の影響のみではなく農業や異なった作物の需要によるものであると。

最近のロンドンでの世界作物会議でCropnosisのGautum Sirurは食用油の消費は世界的に見て平坦であり、南アジアでは急速な増加を示している。酪農製品消費もインドおよび亜大陸では同様に伸びているという。「酪農製品の伸びは肉の消費よりも伸びている」とMr Sirurはいう。「またこうした成長を見せる国々では豆類の消費も伸びている」という。「食用油の消費では各国は輸入をせねばならず大きな環境影響が生まれる。特にパームオイルがそうだ」と。「ミルクの消費が伸びた場合、収量の高い品種が必要となる」

こうしたことにより新しい食用油のための作物や酪農用家畜の飼料の増加により環境変化も生む。

市場アナリストのJonathan Shoham は食料需要はスムーズで予測可能であるが供給側は予測不能で不安定であるという。世界規模で見ると約5億人の農民が70億人に食物を供給、この数値は常に成長していると。供給側は歩留まりや技術、環境面を向上させる必要がある。需要側は経済的社会的要因により食物の味や栄養成分により左右される。最近は特に米国におけるバイオ燃料の需要が供給と需要の仕組みを変化させている。これは消費者の需要によるものではない。バイオ燃料の需要は政策によるもので作物の需要を倍化させているという。

食料需要はバイオ原料やマイオ経済に影響されている。遺伝子操作した食物の受け入れも世界のGDP成長に関連生成される廃棄物のこともある。世界的に見ると成案過程で30~40%の作物が失われている。供給網のなかで新興国では17%が無駄に失われるが、OECD諸国ではそれが12%であるという。発展国においては開発途上国よりも大きな無駄が生まれている。その値はそれぞれ8%と2%である。食物不要の伸びは南アジア、東南アジア、サブサハラ・アフリカによるもので、年間のその伸び率は2050年までは1.1%であるという。(以下省略)


ニシン魚卵がスペリオル湖の漁業を活性化(3)

2012-11-27 00:02:01 | 
その伝統の一部がスペリオル湖に残っている。スカンジナビア人の移民が彼らの漁業の伝統をミネソタに持ち込んだのは1800年代末のことである。スペリオル湖のニシン漁業はかつて五大湖で最大規模であった。その最盛期は前世紀の初めのころであった。その当時北岸では400人以上の漁師が従事毎年800万ポンドの水揚げをしていた。

しかし1930年代のはじめに資源の枯渇が乱獲と2種の外来魚スメルトと生みヤツメウナギの侵入によっておこった。170年代には天然資源局DNRD秋の産卵シーズンの二シン漁を禁止とした。「スペリオル湖の漁業管理当局は何とかしないとこの種が絶滅してしまう」といったとスペリオル湖のDNR漁業コーデイネーターのDon Schreinerはいう。この結果スペリオル湖のニシン資源量はゆっくりと回復した。30年間の中断の後、2006年にDNRは10月から11月にかけての秋ニシン漁を北岸漁業者に再び許可した。Schreinerはこの魚だけが産卵期に漁獲を許された魚種だという。

「魚卵はとても儲かる」と彼はいう。「漁業者は丸の魚だとポンド当たり50セントになる。彼らはフィレーにして販売する。フィレーはポンドあたり3ドルか4ドルになる。しかし魚卵はポンドあたり8ドルである。
およそ16万ポンド(およそ73トン) のスペリオル湖産CISCOが毎年mスカンジナビアに輸出される。その3分の一がミネソタ漁民によるものだという。「世界中でもニシンが枯渇から回復した漁業を見るのは非常にまれなこだ。スペリオル湖には2大魚種がいるそのひとつがCISCO(湖ニシン)でありもうひとつが湖のマスであると。

資源の回復が完全ではないために保護のための漁業規制が依然行なわれているとSvchreinerはいう。一方輸出業者はスペリオル湖からの買い付けを縮小した。この漁期末の今魚卵は水っぽくなり素晴らしいljormは販売されていない。


海洋と島嶼の経済開発に焦点をあてる  ベトナム

2012-11-27 00:01:03 | 水産・海洋
戦略的に重要な会議が11月14日農業地方開発省、教宣及び訓練中央局と党によりダナンで開催され海洋と島嶼の経済開発についての討議が行なわれた(11月15日SGGP)

会議では統計局が過去20年間のベトナムの水産物開発についての概要を資料として提供した。ベトナムの海岸線長さは3,260kmでありそこには112の河口が存在する。100平方米あたりの海には1kmの海岸線があり、海岸線30kmあたりに河口が存在する。
この国の63の省や都市のうちの28は海岸域にある。この28箇所には4,400万人が居住、国の人工の半分を占めている。特別経済区域は100万平方Kmであり、内陸部の3倍に相当している。

ベトナムの海には3,000の島嶼がある。そのうちのいくつかはVan Don, Cat Ba, Phu Quy, Con Dao、 Phu Quocなどの島嶼で住民が居住する島である。養殖局傘下の水産物情報センターの理事Duong Long Triは水産物は国の経済成長を促進するにあたり最も重要であるという。2011年尾経済成長率は6.1%であった。ベトナムは水産物の漁獲量において世界第11位、養殖では3位、水産物輸出では4位の位置にある。
政府は沖合いでの滞在期間を長期化するために漁業者に対して大型漁船の建造を奨励している。2011年時点で、この国には129,400隻の漁船があり、その機関出力についても90馬力以上についてみると1997年の1,000席が2011年は24,510隻に増加している。今年の9月時点まで、この国には3,156の漁業グループが存在、単に漁業をするのみではなく運搬や海難救助の支援チームも含まれている。会議に出席した一部の代表団によると水産資源や漁場予測についての査定結果からは制約やその同時性に欠けることが認められ、漁業開発にマイナスの影響を与えているという。漁船隻数の増加は急速で特に小型船が過剰な漁獲を行なっているという。

漁船の総能力は2011年時点で711万馬力で1990年に比べ10倍となっている。しかし漁獲高は3.3倍にしかなっていない。漁獲物の収穫後の保存はいまだ単純である。農業局は大型の漁船を建造し長期間漁場に滞留するとともに海洋と島嶼の治安にも貢献すべきとしている。また政府は会場での危険から漁民を保護する政策を導入せねばならない。2020年までの海洋と島嶼の戦略としてGDPの53~55%を担うことを目標としている。



レストランの魚料理が減少   英国

2012-11-27 00:00:05 | 
景気後退と競争によりレストランが提供する魚料理が減っている、と団体Fish2Forkが報じた(11月14日FUD)

その報告によれば過去12ヶ月間では魚の切り身およそ3万個が減ったという。また消費者らはスーパーマーケットでの魚の購入を手控えているという。2012年6月までで英国レストランでの魚の提供は4.49億が4.46億件になったという。環境保護主義者でジャーナリストのCharles Cloverが設立したFish2Forkは持続性のある魚を食べたいという人々のためにウエブサイトでキャンペーンを手b解している。
その報告によマーケット調査会社NPD グループの開発担当役員Paul Pendola, はBringhamで行なわれたSEAFISHの会議でこうした数値は顧客を獲得するためにレストラン同士がドッグファイトを演じているからだという。

「一日の終わりまでに多くの顧客を自分のレストランに引き入れる必要がある」という。「これはまったくのところシェアの奪い合いだ」疑問は簡単だ。どうやってもっと仕事を増やすか?それはよそから盗み取らねばならない。

通常は景気が回復し経済が戻ればレストランは従来の方法をとることができる。しかし新しい協業のために今回は難しい。Mr Pendolaは「過去30年間景気後退にあっても景気が回復すればランチや夕食の通常のレベルに需要は回復した。 今回起きていることは減光スイッチの影響だ。光が戻ってきてもかわって見える。今やファスト・カジュアル・レストランやフードバーとの競合が生まれている。