memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ビクトリア湖の汚染が脅威   タンザニア

2012-11-29 14:57:07 | 水産・海洋
数日前タンザニアの首相Mizengo Pindaはビクトリア湖のナイルパーチが60%減少、1999-2007年には32%減少したと議会に報告した。Pinda首相は未来の世代のために関係者は総力をあげて資源管理に勤めるべきと強調した。(10月23日allafrica)

専門家らによれば湖のの魚は30年以内に消滅することが明らかであるという。Accord Tanzaniaによって行なわれた最近の調査ではビクトリア湖の魚類資源は2048年までに消滅することが確実であるという。ビクトリア湖では環境汚染による魚への圧力が高まっている。もしきちんとした管理が行なわれなければ乱獲や資源枯渇、社会経済的損失に繋がるという。

ビクトリア湖の魚は警戒水準にあるなかで略奪されていて資源保護のためには緊急措置が必要である。過去40年間でビクトリア湖の400種類以上の魚類が汚染と環境悪化により消滅を続けている。調査結果によれば2005年から2008年の間ではナイルパーチの資源量は75万トンが33.7万トンに減少。テイラピアもまたおなじ期間に27,061 トンから24,811トンへと減少している。(以下省略)

ガザの生活   (2)教育と人口

2012-11-29 12:41:32 | 海事
子供たちのかよう学校は国連によって運営されている。その学校も困難におかれている。国連はこの地区の学校の多くを運営、人口増加に対応して2020年までにさらに440校が必要とされた。ガザ人口の半分は18歳以下である。その生徒たちの多くが2部授業性で学んでいる。クラスの生徒数は多く40~50人。このため就学日数は少なく次の学校に進学するものも少ない。職業訓練や就業機会は少ない。

公式統計によると識字率は高く女性93%、男性98%である。Najla iはガザで支援活動をしている。ここでは学校が不足しているが新しく建設するスペースがないという。仕事を生み出すためのプログラムもあるが、最近はその資金さえも底をついているという。「大学や短大がガザにも5~6校あるものの限られている。多くの卒業生も職につくことができない」とNaja.

ガザの人口は現在の164万人が10年後には213万人になると予測されている。このことは人口密度の上昇を意味するがすでにここは世界最高密度の土地である。

平均的に見てガザでは1平方キロあたり4,505人でそれが2020年には5,835人になると見られる。 15歳から29歳までの若年人口比率が高い。15歳以上の人口が53%を占める。経済が上昇しないと社会緊張、暴力、過激主義などがはびこる恐れがあると国連はみている。

文化遺産のダウ船の祭典     ドーハ

2012-11-29 12:40:48 | 我愛船艇
昨日2回目のダウの祭典がKataraで閉幕した。閉会式ではさまざまな項目で優勝者に賞が与えられるとともに、支援団体や参加団体にも栄誉が与えられた(11月18日Doha Times)

文化芸術遺産省のHE Dr Hamad bin Abdulaziz al-Kuwari大臣がKataraの当局者とともにこの祭典を主催した。Emir Sheikh Hamad bin Khalifa al-Thaniの後援のもとこの祭典には数千人が参加、100隻以上のダウ船がカタール、バーレーン、クエート、サウジアラビアアラブ種著九九連合、オマーンなどから参加。真珠貝獲り競争ではカタールからのAl-Rayyanが優勝、今年の祭典の特徴であった。

「今年のダウ祭りは大成功。数千人が参加し文化的活動によりわれわれの文化遺産を祝うとともに、海の神秘にかかわる勇敢な男たちに栄誉が与えられ、過去江のまどが開かれた」とKatar(カタール)のAbdulrahman al-Khulaifi大統領が発言。(中略)

さまざまな催事や展示とともにダウの歴史に関する講演も行われた。ダウ船は交易の主要手段として13世紀以降インドや東アフリカ交易に用いられるとともに漁民や真珠とり利用されてきた。

国境紛争の調停に合意    タンザニアとマラウイ

2012-11-29 12:40:03 | 海事
DAR ES SALAAM 発:タンザニアとマラウイは長期間続いていたマラウイ湖での国境紛争の国際調停に合意した。この湖は石油とガスが豊富であると目されている(11月17日Reuters)

マラウイはアフリカで第3位の広さの湖全体に及ぶ主権を主張、タンザニアはその50%を主張していた。この紛争は半世紀前に始まったためこの2国間の関係を脅かしていた。先月マラウイはマラウイ漁民が隣国により威圧されたとして話し合いから撤退したがタンザニアはそのようなことはなかったと否定。

「我々はアフリカの元大統領らによる地区の紛争解決管理のSADC南アフリカ開発協同体にゆだねることとした」とタンザニアの外務大臣Bernard Membeは15カ国からなるSADCをあげた。「我々は銃弾を使うことはしない。これは外交問題であり、外交的か解決が求められる」とMembeは相手国であるマラウイとの新しい会議について言及した。マラウイ外務大臣Ephraim Chiume は調停がうまくいかなかった場合は両国は本件を国際仲裁裁判所に提訴すると。「我々はこのことで戦いが起こるとは考えていない」と彼はいう。

マラウイ湖はタンザニアではLake Nyasa呼ばれている。タンザニア沖合いとモザンビークにおけるガスの発見は世界で3番めの規模のガス田として期待されている。マラウイ側はフスの湖で境界線が地図上で湖の中間を貫いていることの廃止を要求している。