memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

証明のないカニは扱わない   韓国

2012-11-25 00:11:13 | 水産・海洋
15日以降、カニの通関の際に韓国の港で有効となるのは輸出国の適正な証明書のみとなった(11月14日fishonline)

ロシア原産の活カニ、生鮮、冷凍カニおよびカニ製品の通関は15日以降、輸出国の適正な証明書によるもののみ有効となった。また原産地証明はロシア発行のものと規定される。このことについてはロシア連邦漁業局が韓国大使館に対し通告を送った。連邦漁業局によれば、この追加措置は先に両国間で締結された協定に基づき「違法操業IUUとの対決のためであると」「事実、我々は密漁者らによる抜け穴を発見することを討議排他的水域で漁獲されたカニの書類を日本で準備し韓国の港に再輸出する例もあった」と。

ロシア当局によると極東地区の水産物の違法輸出額は毎年10億ドルにのぼると推定している。

冷凍工船で火災  ロシア

2012-11-25 00:09:32 | 海事
漁船”Master"で火災が発生、負傷者はいない(11月12日fishonline)

カムチャツカ地区緊急事態局によれば11月10日冷凍工船Masterで火災が発生した。本船はベーリング海のコルフ湾の10海里沖合いで、乗組員は70人。火災は本船の消火チームにより鎮火した。乗組員らは救援に着た冷凍運搬船"Coast Dream"に移乗した。負傷者はおらず、手当ても必要ないという。漏油は確認されていない。主機関ほかの機器類は運転可能である。

尖閣ブランドのメバチマグロ

2012-11-25 00:08:35 | 水産・海洋
尖閣の領土紛争で日本と中国は経済的影響を受けているが、ある会社はその名前で稼いでいる(11月13日Japan Times)

東京の築地市場の卸売り会社東都水産は沖縄の尖閣諸島付近で漁獲されたメバチマグロを7月以降3尾扱っている。単にラベルを変えたことでこのマグロはキロ当たり500円の通常よりも高い値段をつけた。しかしその味はほかの同じ種のマグロと変わらないと東都水産のデヌマ・タダシ氏は言う。「何人かの買人が尖閣マグロを求めてきた。石原都知事がその腹案を発表したためにかなりの影響を与えたのだろう」とデヌマ氏は語る。この卸売り会社は尖閣諸島周辺で漁獲されたマグロをすでに3尾扱ったがこの表示を今後も続ける予定という。

「石垣島の漁師によれば、潮流が早くマグロ漁が難しいという。また漁師の中には中国船との遭遇をおそれ尖閣諸島に近づかないものもいる」と聞くとデヌマ氏。意思が久島の八重山漁業協同組合は8月に”尖閣マグロ”の商標を登録した。これは高騰する燃油代を考慮し、高値を期待してのもの。