memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

アジアの水産物汚染に注意を

2012-11-07 23:59:22 | 
Bloomberg Markets はアジアからの輸入はさまざまなもので汚染されていると報じた(10月17日abcnews)

「ハエのたかったものを好みますか?」豚糞で養殖されハエのたかった水産物が米国で売られているという。 Bloomberg Markets誌の11月号は食品の害と安全について扱い、, アジアの一部では豚の糞を利用しているという。また、ベトナム南部の魚加工場の衛生状態は「加工中のエビにハエがたかっている」と。

加工場でエビは氷に入れられている。そのことはよい。しかしその氷を作った水からはバクテリア汚染がみつかり人の食用には適さないとハノイのBloombergの記者は言う。ベトナムは1億ポンドのエビを対米輸出している。それは米国のエビ販売量の8%に相当する。
ロイター通信は米国のFDAが6月、韓国産のアサリやイガイなどを含む貝類の輸入をやめるよう勧告したことを伝えている。こうした水産物が人糞により汚染されているという。少なくとも米国内で4人が韓国産水産物で病気になったとFDAは報じている。

香港郊外のテラピアの養魚場では魚に豚やアヒルの糞を与えているという。こうした行為は米国の消費者にとって危険であるとMichael Doyleが報じている。こうした分はサルモネラ菌の汚染の恐れがあるという。Doyleはジョージア大学食品安全センターの理事である。養殖業者らはこうした糞を餌のかわりに使うという。

FDAは米国向けの水産物貨物の検査をおなってはいる。しかし検査は限られていてBloombergの報告では検査対象は搬入貨物の3%に満たないという。2007年以降FDAはベトナム水産物1,380件の貨物を拒否しているが、これは汚物やサルモネラが発見されたことによる。(以下省略)

英国のカキを食べよう

2012-11-07 00:03:00 | 水産・海洋
科学者らは病んでいる地付きの英国カキの復活を目指し、消費者に地付きのカキを食べるよう呼びかけている(10月23日BBC)

科学者らはカキ床の再生はカキ需要の経済的動向にのみよって可能であると。この問題は火曜日ケンブリッジのSt Catharine's校で発表された。英国のカキ床は北海の浅い部分でかつて窒息死したと考えられている。19世紀に鉄道がロンドンに通じて以来乱獲から回復することがなかった。沿岸域には現在わずかなカキ床が点在しているのみで、およそ90%が消滅したと推定されているが一部の科学者は99%であるとみている。

科学者らはこの減少により生態系を通じ漁獲の減少にもつながっているという。ぎざぎざの書き床は魚の産卵、餌となる魚、餌となる多毛虫、カニの幼生などの住処となっている。また時間当たり3リットルもの海水を浄化するフィルターの役をしており、生まれたばかりの稚魚の隠れ家となる海草の生育改善にも役立っている。さらに消波の役にもたち脆弱な海岸線の保護にも役立っている。
「カキ床がもたらすものには一連の利益がある」とケンブリッジの生物学者で会議の開催者のひとりでもあるPhiline zu Ermgassenはいう。「米国の事例からよい例証が得られている。カキ床を改善すると漁獲を増やすことができる。このメリットが認識され米国のNOAAや各地元当局はカキ床の復活計画に資金を投じている。「英国ではわずかな計画しかないが、この計画によって大きな結果が得られるかどうかを確認したい」と。

地付きのカキはさまざまな攻撃にさらされている。病害、沈泥、侵入生物、捕食者などによるものである。導入された太平洋イワガキもまた地付きのカキとの競合において勝るがこれらは浅場を好むという。(以下省略)

中国人漁民11人を密漁のかどで告発   韓国

2012-11-07 00:02:28 | 海事
木浦の韓国沿岸警備隊西部管区本部は木曜日11人の中国漁民について公務執行妨害で逮捕状をとり法的措置を取ると発表した(10月18日KreaHerald)

沿岸警備隊は西海の韓国経済水域内での中国人乗組員による違法操業事件についての捜査を行ない、漁民らが斧や鋸等を武器として使用して韓国海上警察に暴力を働いたことを確認した。最新の衝突の際に乱闘中に沿岸警備隊の発したゴム弾により中国漁民1人が死亡している

韓国沿岸警備隊は法の執行に暴力的にはむかう漁民に対しては厳正に対応することを継続する、しかし協力的なものについては人道的に扱うと発言ん。これは中国外交部報道担当Hong Leiが公正な調査と法の執行を求めたのに対してのものである阿智四手のもの。 「中国外交部とソウルの中国大使館は韓国の捜査過程を注視するとともに、韓国に対し中国漁民の生命と権利を守るように要求する」とHong氏が発表したことを新華社が伝えている。また同報道官は中国政府は常に合法的な操業を奨励していると付言した。(中略)

韓国の西海は韓国と中国の海洋資源紛争の根源で、両国が2001年に漁業協定の調印以降4,000隻以上の中国漁船が検問あるいは拘束を受けている。協定では韓国経済水域内では1,500隻の中国漁船に対し47,000トンの漁獲が認められている。しかしソウルの韓国当局は中国漁民がこの取り決めを守らず無意味なものとなっていると非難。許可隻数の6倍以上の漁船が経済水域に違法に侵入しているという。
この理由について韓国食料農業漁業省は韓国経済水域の海洋資源が魅力的なもの
であるため としている。