memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

EU漁業政策の結果は”危機”である  英国

2012-11-13 08:59:30 | 水産・海洋
Burnmouth からDunbarにきた漁民のひとりがスコットランド海洋漁業管理者らに対し先週Eyemouthで行なわれた”岸壁での対話”で地元漁業は危機状況にあると訴えた(11月1日berwickshernews)

この対話はスコットランド海洋漁業のスタッフが準備したスコットランド全体で17回のシリーズのうちの初回のものである。彼らは得られた多くの情報を持ちかえり漁業大臣Richard Lochheadに報告する。スコットランド海洋漁業のチーフのMike Palmerは現場漁業からの直接の聞き取りはまさに砂金のようなものと発言。 彼は「過去20年間で我々は完全に失望した」と発言。「EU漁業政策には大きな欠陥がある」と幾度となくBerwicksherの漁民はEU保護政策を批判してきた。

漁船Bon Adventureの船長Brian Blackieは「北海には魚はたくさんいる」しかし地元漁船への白身魚の漁獲枠が非常に少なく、8週間で枠を消化してしまう。この結果Bon Adventureのような大型船もいまや生計のために小型の漁船とともにエビを獲らざるを得ない。また彼らには科学者らが漁業者の見ている現状を政治家に伝えていないといういらいらもある。保護対策では北海におけるバランスの不均衡が見られる。イカナゴは間引かれあまりにも多くの漁船がエビ漁に従事している。一方白身魚のハドックやマダラは漁獲規制により保護されいまやいっぱいいる。
白身魚に対する漁獲枠はEyemouthの水産加工業に破滅的な影響を与えている。過去6~7年で8社が事業閉鎖になったと見られる。

この結果Eyemouthに「水揚げされた魚は北東部の市場に運ばれこの国の漁業がFraserburgh 地区に集中している。水揚げ減少による収入の欠如でEymouth港信託機構は新しい魚市場建設など各種改善のために行なったことによる100万ポンドの支払いもできない。したがって機構は漁業以外の収入の道を模索せねばならない。(以下省略)


漁民の権利擁護を韓国に要請   中国

2012-11-13 08:58:52 | 海事

北京発:中国は韓国に対し法に従い中国漁民の権利を擁護するよう希望すると外交部報道官が要請。これは1週間以内に8隻の中国漁船が韓国に拘束されたことを受けてのもの。(11月01日新華社)


報道官のHong Leiは木曜日の記者会見で中国は韓国との漁業協定に基づき違法操業に対し注意を払い、そうした違反に対しては厳しく処罰していると発言。両国は紛争を解決し漁業における協力を強めるべきとHongが発言。「今後の事故の防止のため韓国は暴力的な襲撃を控えるべき」と。
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