memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

多くのRohingya難民がゆくえ不明   バングラデシュ沖合

2012-11-11 14:53:05 | 亜細亜海道
ベンガル湾でボートが沈没しおよそ120人がゆくえ不明とバングラデシュ警察が報じた(10月31日)

生存者によればビルマの民族対立から逃れたRohingyaのイスラム教徒らがボートで脱出を図った人々であると。地元漁師は沈没船から13人を救出、マレーシアに向かう大型船に移乗させたという。10日前のRakhineの抗争でおよそ2万人のイスラム教徒が住む場所を失ったという。この抗争で少なくとも80人が死亡、数千の家屋が焼き討ちにあった。西ビルマのRakhineでは今年の初めに7万人以上のRohingyaが根こそぎにされた。この暴力はRakhineでの仏教徒の若い女性に対するレイプと殺害が発端となったものである。

RohingyaでのRakhine民族による報復攻撃が繰り返され、政府は暴力抗争を停止させるため緊急事態を宣言している。多くの人々が6月に住む場所を失い現在はむさくるしいキャンプで生活するか、州都のSwitteのキャンプかあるいは国境を越えバングラデシュに入国している。(以下省略)

ニジマス生産者のための食品安全ワークショップ  モンテネグロ

2012-11-11 14:52:31 | 水産・海洋
EUROFISH、FAOとともに農業および地方開発省によるワークショップが最近構成された(10月1日EUROFISH)

モンテネグロのPodgoricaのワークショップはニジマス生産における食品安全が目的。この国ではおよそ年間270トンのニジマス生産が26養殖場で行なわれている。これらはみな小規模の家族経営によるもので年産は5~20トン規模、しかし大型のところでは50~130トン生産しているところもある。生産は養殖池で行なわれるが一部池syによるものもある。ほとんどの魚が国内消費向けで一部隣国のセルビアやモンテネグロに輸出される。

この部門は旧式の設備が多く、ボスニア・ヘルツエゴビナとの競争もあり、加えてHACCPシステムの実行においての問題も抱えている。このワークショップはモンテネグロとアルバニアの小規模ニジマス養殖業者の直面する問題に対処すべく企画されたものであり、2箇所で2日間にわたって行なわれた。初日は生産の見学、取引規則、地区の傾向などについてで、HACCPや証明や品質管理については2日目の課題となった。第1部では欧州におけるニジマスの市場傾向の概観、モンテネグロとアルバニアにおけるニジマス生産の傾向と管理について。第2部ではHACCEPに焦点を当て小規模のニジマス加工への実際的な応用についてであった。

南インドとスリランカでサイクロン警報

2012-11-11 14:51:41 | 亜細亜海道
激しい雨がTamil Nadu を襲っている。スリランカではサイクロンにより4,000人以上が避難。南部インドも同様と当局が報じた(10月30日BBC)

北東スリランカの広大な土地が激しい降雨で浸水しているという。このあとこの雨はインドのAndhra Pradeshと Tamil Naduの北部を襲うという。この悪天候はベンガル湾の熱帯サイクロンによるものでスリランカとインドの漁民は海に出ぬよう警告を受けている。Tamil Naduの首都のChennaでは学校や大学が閉鎖されている。
報告ではサイクロンNilam がTamil NaduのNagapattinamやAndhra PradeshのNelloreに水曜日夕刻には降雨をもたらし、さらに南部のAndhra Pradesh にも雨をもたらすという。このサイクロンはすでにスリランカの北東部に影響BBCのCharles Havilandによれば2009年の内戦で影響を受けた人々に及んでいるという。