北京発:中国南部の海南島の警察官が紛争海域で活動する船舶に乗船すると国営通信が木曜日に報道、この動きはさらに緊張を増すことになる「(11月30日Reuters/ ChinaPost)
南シナ海はアジアで最大規模の紛争海域で、底はアジア諸国が主権を主張している。新しい規則は1月1日から発効し、中国の主張する水域に違法に進入した外国船舶に対し海南警察が乗り込み進路の変更や航海の中止を命令することができるとしているとChina Dailyが報じた。
「省の島嶼水域へ許可なく進入することは沿岸警備や公共に対し治安上の脅威を与えることで違法である」と同紙はいう。「仮に外国船舶の乗組員が規則を破った場合、海南警察はその船舶や通信設備を取り押さえたりすることが新しい規則で可能になった」と。
フィリッピンも南シナ海の一部の領有を主張しているが、こうした動きは国際海事法を毀損し、北京はこの海域の緊張をあおろうとしていると非難。「そんなことはできない。それは国際通行権の侵害である」とこの快苦を管轄する海軍少将のJuancho Sabbanはいう。「それはやりすぎだ、我々は平和的手段を行使している」と。フィリッピン外務省の報道官Raul Hernandeはより慎重で、政府はこの報告をチェックしているところだと。「これが真実であればフィリッピンや国際社会は懸念を持つ」と。(以下省略)