先日、地元の友人と会ったときに聞いた話です。
その友人のお母さんは3月から病院に入院しているのですが、
病院から許されている面会が、月1回リモート5分、だけとのこと。
コロナの状況で、面会禁止 というご時世ですからね。
過日、新聞の投書欄にも、リモート5分の面会、どうにかならないもの?とあったので、今は、どこの病院もこんな状況と思われます。
友人のお母さんが入院している病院の「リモート5分」というのは、
面会に行った家族は別室に呼ばれ、まず、専用タブレットを渡されます。
入院患者にもタブレットが渡され、そのタブレットの画面越しに会話ができるそうです。
友人は、月1回リモート5分の面会だと、お母さんの認知機能が衰えないか心配、と言います。
新聞の投書欄の内容も高齢の親の認知機能の衰えを心配するものでした。
友人のお姉さんはベテラン看護師なので、友人はお姉さんに、この面会事情を聞いてみたところ、やはり、どこも同じようです。
看護師の立場としては、家族の面会がない方が、病院内の機能がスムーズに行くそうです。
検査をしたり、リハビリしたり、入院患者は色々とすることがあったりするので、面会でスケジュールが左右されるのは大変な上、院内を家族にウロウロされるのも、困ることがあるとかで…
入院患者の立場としては、人によるかもしれません。
この2年半で2回の手術入院をした私が思うに、よその家族が面会する時は病室に入らないでほしい、と思いました。
2年半前、膝の半月板手術で入院した時は、コロナ前だったので、家族が病室に入っての面会は問題なく許されていました。
私の病室は4人部屋だったのですが、夜、他の入院患者さんの家族が病室にやってきて会話をしている声が気になりました。
さらに、高齢患者の息子さんたちー私と近い40、50代くらいの男性ーが面会に来るのも、なんかイヤでした。
カーテンで仕切られているとはいえ、夕飯を食べ、食後に歯を磨いたり、顔を洗っている時に、自分と近い世代の男性がすぐ近くにいることが気になりました。
一般的に、病院の休日は昼から面会OKになりますが、午後の長い時間、ずっと他の患者さんの家族が病室にいるのも気を使ってイヤだったんですよね…
私の2年前の股関節の手術の時は、コロナの感染拡大があったので、病室での面会はNGでした。
他の家族が病室に入って来ることがなかったので、静かでしたし、気が楽で、入院患者としては、煩わしくなくて助かりました。
コロナを境に、病院の面会のあり方が変わったのは、私のように、他の家族の声や行動がストレスに感じていた人には良かったと思います。
が、高齢患者さんの家族にしたら、病室に入りたいでしょうし、頻繁に面会したい気持ちもわかります。
病院サイドとしては、ウイルスを持ち込まれたくないでしょうから、難しいところですね。
友人が買ってきてくれた焼き団子、むっちりで醬油が香ばしく、おいしかった~