ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

コスパ抜群!豪州のピノ・ノワール

2022-05-23 23:41:43 | ワイン&酒

フィネスあふれる豪州ヤラ・ヴァレーのシャルドネ2015 から続きます

 

過日は久し振りに素晴らしいシャルドネに出合いました。

が、価格もさすがでした。

 

同じ試飲会で豪州のピノ・ノワールが並んでいましたが、品質に対して価格がお買い得!なので紹介します。

 

 

Trentham Estate Pinot Noir 2020 

(Australia, VIC, Murray Darling)

 

トレンサムのエステート・ピノ・ノワールです。

以前にも何度か飲んでいますが、あれ?ラベルデザインが変わってる?

輸入元に尋ねると、ワイナリーの娘さんが新しくデザインしたとか。

 

このピノ・ノワールは、とってもジューシーでおいしい!

リラックスしてスイスイ飲めます。

これ、参考上代1,800円って、嬉しいですね

 

オーストラリアワインを飲みたいけどどれがいい?という方に、もちろん、色々と飲んでいる方にもオススメしたいワインです。

 

 

Hoddles Creek Yarra Valley Pinot Noir 2021

(Australia, VIC, Yarra Valley)

 

先日のシャルドネと同じ生産者ホドルス・クリークのピノ・ノワール。

野生酵母で発酵、無清澄、無濾過。

2021年と若いですが、11カ月樽(新樽30%)で熟成されているのは、南半球だからですね。

このピノ・ノワールも何度も飲んでいますが、2021年はとてもエレガント。繊細なうまみがあり、よくできているなぁと、いつも思います。

参考上代2,900円だなんて、優秀すぎ

 

 

LATTA Coghills Pinot Noir 2019 (Australia, VIC, Pyrenees)

 

ラッタ コグヒルズ・クリーク ピノ・ノワールは、1994年から1995年に植樹された3つの畑のブドウを使ったワインで、こちらも野生酵母で発酵、無清澄、無濾過。

ヴィンテージは2019年とまだ若いですが、飲むと、熟成感が出始め、練れたうまみが感じられます。

飲みごたえがあるピノ・ノワールが、参考上代3,900円。

コスパ最高

 

 

 

3つの豪州ピノ・ノワールを紹介しましたが、これから夏に向かって行く季節、少し冷やし気味にカジュアルに楽しむなら「トレンサム」、とっておきの美食シーンには「ラッタ」、週末のちょっとしたごちそうと一緒なら「ホドルス・クリーク」、というのはいかがでしょうか? 

 

※輸入元:kpオーチャード

 

 

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