ウクライナからの小麦が入ってきにくい状況となり、小麦粉製品の値上がりが日々ニュースになっていますが、さらに、家畜の伝染病「アフリカ豚熱」(ASF)により、イタリアやドイツからの豚肉/豚肉製品が輸入禁止になっているとか。
ワイン仲間とよく行った「サイゼリヤ」でいつも食べるイタリア直輸入のプロシュートやミラノサラミがメニューから消えたというので、グランドメニューをネット上で確認すると、同社の国内在庫が終了したため販売終了、となっていました。
ドイツ直輸入ソーセージもNGということなので、日本国内で復活し始めているドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」でドイツ産ソーセージの姿が見られなくなりますね。
この「アフリカ豚熱」は、イタリアやドイツの前からアジア地域での発生拡大があり、2018年8月に初めて中国の農場で確認されています。
よって、あまり認知されていませんが、中国からの肉/肉加工品の持ち込みも厳禁です。
TVで空港の検疫探知犬による摘発がよく紹介されていますが、中国便客による肉の持ち込みが多いよね、となんとなく観ていましたが、空港で食い止めないと本当に危険なんですね。
農水省のHPを見ると、ヨーロッパのASF感染確認国・地域の中には、ロシア、ウクライナも入っています。
ヨーロッパで感染が確認されていないのは、フランス、スペイン、ポルトガル、イギリス、スイス、オーストリア、スロヴェニアなど。
スペイン産の生ハムはセーフです。
とはいえ、全体的に輸入量が少なくなってきますから、これまでのように気軽に食べられなくなりそうですね。
肉加工品は日本に持ち込めないため、出かけた先でおいしそうな生ハム類を見つけると、現地で食べるようにしています。
写真は、フランスのスーパーで見つけたフランス産のハム。
生ハムにチーズ、パンがあれば、ホテルの部屋でぜいたくな晩酌ができます
このハムと一緒に買ったのが、豚の絵がユーモラスなフランスのビール。
生ハムを食べるのにピッタリでしょ?(笑)
早く海外に出かけて、現地のおいしいものが食べたいですね~
[参考]
サイゼリヤで最強ワイン会【後編】
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/f7f136d469bbaedd86e1196e6c793845