このGWに飲んだワインの中にスパークリングワインがあります。
安かったし、合わせる料理やシチュエーションも気にしなくていいタイプのスパークリングワインだったので、何も気にせずに開けようと思ったのですが、これが大変なことになりました…
シャンパーニュもそうですが、スパークリングワインを抜栓する際のコツのひとつは、ボトルをよーく冷やしておくこと。
もちろん、ボトルをしばらく静かに置いておく、ことも大事です。
つまり、あまり冷やさず、ボトルを揺さぶったりした場合は、抜栓の際に噴きこぼれる可能性が格段に高くなります。
なので、今回もよーく冷やしましたし、ずっと家に置いてあるボトルなので、噴きこぼれる可能性は低いとは思います。が、何があるかはわからないのがスパークリングワインです。
仕事用のワインのテイスティングを家でよくしますので、公私ともにたくさんのボトルを抜栓しますが、かつて、ワイヤーをゆるめただけでコルクが吹き飛んだボトルに遭遇したことがありました。
それは本当に極端でしたが、気を抜くと噴きこぼれる例はよくあります。
そのため、スパークリングワインの抜栓にはいつも慎重です。
ワイヤーを少しだけゆるめたら、ワイヤーもミュズレ(キャップ)も付けたまま布巾でしっかり押さえます。
ワイヤーを付けたままでコルクを抜くことができる場合もありますが、とてもやりにくいので、ワイヤーは外したいところ。
今回、ワイヤーをちょっと動かしたらコルクが浮いてきたので、このままいけるか、と続けたところ、それ以上は動いてくれません。
もちろん、手順としては、最初にワイヤーを外すべきだったのですが。
そうこうしているうちに、ワイヤーを外せないまま、押さえている手も外せなくなりました。
ボトルの底を押さえている方の手でボトルを動かして、栓がゆるんでくれません。
10分以上は経過したかもしれません。
ソムリエコンクールのサービスの場面だとしたら、抜栓できないままタイムアップですね
時間をかけているうち、なんとか力技でゆるめることができ、抜栓成功!
苦労して抜栓したスパークリングワインは格別においしい(笑)
で、本題は翌日です。
翌日、左右の二の腕の筋肉痛があり、手のひらもこわばり、特に左手の親指の下のふくらみの部分が痛いんです。
なんで腕と手が痛いの?と不思議でしたが、もしかして、前日の抜栓の際に長時間ボトルと格闘していたせい?
ここまで開かないことはめったにありませんし、抜栓で筋肉痛になったのも初めてです(笑)
左手首は腱鞘炎を経験していますし、めっきり手の握力も低下していることも一因だと思いますが、力の弱い人でも楽に開けられる栓があるといいのにね、と強く思った一件でした。
スパークリングワインに合わせたのは ちらし寿司