昨日登場したワイン を見つけた自然派試飲会「ルクレアシオン」を主催するClub Passion du Vin(CPV)の竹下正樹さんに、プチインタビューをさせていただきました。
今回の試飲会では、約99%がフランスワインで、さまざまな地域のものが紹介されました。
参加インポーターは13社。
竹下さんに注目ワインを尋ねると、
ロワール、安くておいしいワインが出てきたアルデッシュ、ルション、シュッドウエスト 等々、が挙がってきました。
よし、これはチェックせねば!
ルクレアシオン試飲会も歴史を重ねてきましたが、調べてみると、初開催は2007年3月。
来年で10周年となるんですね。
当初は「ルクレアシオン」という言葉がおぼえらなかったのですが、「Recréation」再構築、と知り、ストンと腑に落ちたものです。
始めた頃と変わってきたことを訊くと、
「来場者に若い人が増えてきた」と、竹下さんは言います。
自然派のワインは、にごっているものがあったり、色が薄かったり、というものもあるけれど、若い人は、にごりの中にうまみを感じ、薄さの中にエレガントな果実味や繊細さを感じ、評価をしてくれるそうです。
かつて、色が濃く、アルコールもタンニンもガツンとパワフルなワインこそ正しいワイン、と支持してきたのは、年配層(特に男性)でした。
1997年代後半のワインブームの時はガツンと濃い赤ワイン!が好まれていましたが、もう20年近く前のことになるんですね。
21世紀に入り、ワインのスタイルがエレガント志向、冷涼気候志向、ナチュラル志向になり、生産者自身も世代交代して若返っています。昨日紹介した2人の生産者も25歳と28歳でしたしね。
かつては、ワインは年配者(主におじさん)が飲む(たしなむ)高級品でした。
が、今は、ワインは若い世代でも好きなように“楽しめるもの” になりましたね
ということで、竹下さんのオススメ産地からいくつかピックアップしてみましょう。
Le P'tit Barriot 2014 Clot De L'origine (France, Roussillon)
南仏ルシオンのモーリーを拠点にするクロ・ド・ロリジンヌがビオディナミの手法を取り入れた有機栽培でつくるコート・デュ・ルションの赤ワイン「プティバリオ」で、シラー80%、グルナッシュ10%、カリニャン10%。土壌はシスト。ノンフィルターで瓶詰め。アルコール度数12.5%。
オーナー醸造家のMarc Barriotはパリ生まれ。各地を巡り、2004年(推測)にクロ・ド・ロリジンヌを立ち上げています。
輸入元担当者のイチオシということで飲んでみると、やさしく、ふっくらしたタッチで、質感はしっとり。これは私が好きなタイプの赤ワインです。
パテやリエット、ジューシーな焼き豚などと合いそう。お値段も良心的。
樹齢の高い(100年)マカブーでつくる白ワインも気になりましたが、人気で試飲終了。残念!
(輸入元:ディオニー、参考価格:2600円)
L'Equilibriste 2013 Sylvain Bock (France, Ardèche)
アルデッシュ県のシルヴァン・ボックの白ワイン「レキリブリスト」で、格付けはVin de France。
ワインの生産地としては、コート・デュ・ローヌ地方に入ります。
アルデッシュ県にはひとつだけAOC産地があり、それはAOC Saint-Péray(白)。
このワインは、何者かわからず、輸入元担当者がイチオシ!というので飲んでみたところ、うま味がキュッと凝縮し、凝縮したところからじんわり滲み出てくる感じがあります。果実のエキス分が濃く、じっとり絡み付いてきます。
後で資料を見てみると、シャルドネ100%、樽発酵、樽熟成9カ月でした。意外!
この地の自然派の第一人者とされるマゼルに師事し、2010年にマゼルの畑の一部を借りてスタート。ケミカルなものを使わない自然派です。
(輸入元:ラヴニール、参考上代:4600円)
紹介しきれないので、いずれまた改めて。
今回の試飲会では、約99%がフランスワインで、さまざまな地域のものが紹介されました。
参加インポーターは13社。
竹下さんに注目ワインを尋ねると、
ロワール、安くておいしいワインが出てきたアルデッシュ、ルション、シュッドウエスト 等々、が挙がってきました。
よし、これはチェックせねば!
ルクレアシオン試飲会も歴史を重ねてきましたが、調べてみると、初開催は2007年3月。
来年で10周年となるんですね。
当初は「ルクレアシオン」という言葉がおぼえらなかったのですが、「Recréation」再構築、と知り、ストンと腑に落ちたものです。
始めた頃と変わってきたことを訊くと、
「来場者に若い人が増えてきた」と、竹下さんは言います。
自然派のワインは、にごっているものがあったり、色が薄かったり、というものもあるけれど、若い人は、にごりの中にうまみを感じ、薄さの中にエレガントな果実味や繊細さを感じ、評価をしてくれるそうです。
かつて、色が濃く、アルコールもタンニンもガツンとパワフルなワインこそ正しいワイン、と支持してきたのは、年配層(特に男性)でした。
1997年代後半のワインブームの時はガツンと濃い赤ワイン!が好まれていましたが、もう20年近く前のことになるんですね。
21世紀に入り、ワインのスタイルがエレガント志向、冷涼気候志向、ナチュラル志向になり、生産者自身も世代交代して若返っています。昨日紹介した2人の生産者も25歳と28歳でしたしね。
かつては、ワインは年配者(主におじさん)が飲む(たしなむ)高級品でした。
が、今は、ワインは若い世代でも好きなように“楽しめるもの” になりましたね
ということで、竹下さんのオススメ産地からいくつかピックアップしてみましょう。
Le P'tit Barriot 2014 Clot De L'origine (France, Roussillon)
南仏ルシオンのモーリーを拠点にするクロ・ド・ロリジンヌがビオディナミの手法を取り入れた有機栽培でつくるコート・デュ・ルションの赤ワイン「プティバリオ」で、シラー80%、グルナッシュ10%、カリニャン10%。土壌はシスト。ノンフィルターで瓶詰め。アルコール度数12.5%。
オーナー醸造家のMarc Barriotはパリ生まれ。各地を巡り、2004年(推測)にクロ・ド・ロリジンヌを立ち上げています。
輸入元担当者のイチオシということで飲んでみると、やさしく、ふっくらしたタッチで、質感はしっとり。これは私が好きなタイプの赤ワインです。
パテやリエット、ジューシーな焼き豚などと合いそう。お値段も良心的。
樹齢の高い(100年)マカブーでつくる白ワインも気になりましたが、人気で試飲終了。残念!
(輸入元:ディオニー、参考価格:2600円)
L'Equilibriste 2013 Sylvain Bock (France, Ardèche)
アルデッシュ県のシルヴァン・ボックの白ワイン「レキリブリスト」で、格付けはVin de France。
ワインの生産地としては、コート・デュ・ローヌ地方に入ります。
アルデッシュ県にはひとつだけAOC産地があり、それはAOC Saint-Péray(白)。
このワインは、何者かわからず、輸入元担当者がイチオシ!というので飲んでみたところ、うま味がキュッと凝縮し、凝縮したところからじんわり滲み出てくる感じがあります。果実のエキス分が濃く、じっとり絡み付いてきます。
後で資料を見てみると、シャルドネ100%、樽発酵、樽熟成9カ月でした。意外!
この地の自然派の第一人者とされるマゼルに師事し、2010年にマゼルの畑の一部を借りてスタート。ケミカルなものを使わない自然派です。
(輸入元:ラヴニール、参考上代:4600円)
紹介しきれないので、いずれまた改めて。
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