一昨日紹介した メルシャン「甲州 淡紫 2008」 は 甲州種 からつくられたワインですが、
甲州種は「食べるブドウ」として長い間認識されてきました。
ブドウには、生で食べるのに適した品種と、醸造に適した品種があります。
カベルネやシャルドネはもちろん後者で、巨峰やマスカット・オブ・アレキサンドリアなどはそのまま食べるとおいしい品種ですよね。
甲州種は?というと・・・、そのまま食べることもでき、ワインにもなり、
生食用と醸造用のちょうど分岐点に存在する品種です。
甲州と同じ“分岐点にあるブドウ品種”として紹介されたのが・・・
キシュミシュ種 (メルシャンの見本園で栽培されているもの)
中近東地域の古い品種だそうで、生食用にも醸造用にも、また干しブドウにも用いられています。
キシュミシュ種、初めて見ました!
甲州種(左)と比べると房が小振り
食べてみると果肉が厚くジューシーで、果皮が黒いにもかかわらず、甲州種よりも渋味は弱く感じます。
お隣に出されていたカベルネ・ソーヴィニヨンと食べ比べてみると、
カベルネの方が小粒で果皮が厚く、色素が濃く、タンニンが多いですね。
もしキシュミシュでワインをつくるとすると、
ジューシーでピュアなフルーツ感のあるワインになりそうな気がします。
シャトー・メルシャン 城の平カベルネソーヴィニヨン 2005
こちらは正統派カベルネ・ソーヴィニヨン。
城の平は久しぶりに飲みましたが、フィネスがあり、非常に美味
カベルネの醸造用ブドウとしての力はさすがだと思いました。
甲州種は「食べるブドウ」として長い間認識されてきました。
ブドウには、生で食べるのに適した品種と、醸造に適した品種があります。
カベルネやシャルドネはもちろん後者で、巨峰やマスカット・オブ・アレキサンドリアなどはそのまま食べるとおいしい品種ですよね。
甲州種は?というと・・・、そのまま食べることもでき、ワインにもなり、
生食用と醸造用のちょうど分岐点に存在する品種です。
甲州と同じ“分岐点にあるブドウ品種”として紹介されたのが・・・
キシュミシュ種 (メルシャンの見本園で栽培されているもの)
中近東地域の古い品種だそうで、生食用にも醸造用にも、また干しブドウにも用いられています。
キシュミシュ種、初めて見ました!
甲州種(左)と比べると房が小振り
食べてみると果肉が厚くジューシーで、果皮が黒いにもかかわらず、甲州種よりも渋味は弱く感じます。
お隣に出されていたカベルネ・ソーヴィニヨンと食べ比べてみると、
カベルネの方が小粒で果皮が厚く、色素が濃く、タンニンが多いですね。
もしキシュミシュでワインをつくるとすると、
ジューシーでピュアなフルーツ感のあるワインになりそうな気がします。
シャトー・メルシャン 城の平カベルネソーヴィニヨン 2005
こちらは正統派カベルネ・ソーヴィニヨン。
城の平は久しぶりに飲みましたが、フィネスがあり、非常に美味
カベルネの醸造用ブドウとしての力はさすがだと思いました。
私も醸造用ブドウをあちこちで食べていますが、
どれも皆おいしいと思います。
果実の甘みと酸味のバランスがよく取れているせいだと思いますが、
特に白ブドウはみずみずしく爽やかで、いいですよね~☆
シャルドネはブドウの性質がニュートラルだからこそ、手のかけ方でどんなワインにもなる品種。
シンプルで素直な性質が大事なのは、醸造用ブドウだけじゃなく、人間もかも?(笑)
マルコヴィニャード収穫を取材に行ったとき
シャルドネとメルローを初めて食べました
特にシャルドネがおいしくてびっくりし、
会社に持ち帰ったらこれまた大人気
醸造用ぶどうは生食にはむかないと聞いていたけど
なんか素朴な味が逆に新鮮でおいしかったです
キシュミシュって響きもかわいいですね
どんなワインになるのか、興味深いです