ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「チーズフェスタ2010」レポート

2010-11-14 23:18:49 | おいしい食べもん
先日ご案内したように、11月11~12日に 「チーズフェスタ2010」 が原宿のベルサールホールにて開催されました。

昨年は行けませんでしたが、今年は取材と用事の間の短い時間にサクッと覗いてきました。

先着でプレゼントがもらえたり、各プログラムの中での無料試食などもあるため、早い時間から並ぶ人も多く、また、入場する際に4つの国ゾーンのチーズの試食券(無料)をもらえるため、一度会場の外に出た後、再度入場し直す人も多いようです。

無料試食チケットでは4つの国ゾーンのチーズがそれぞれいただけますが、時間帯によって出てくるチーズが違います。



私がいただいたのは、上記2つ(左がフランス、右がオランダ)と、
6Pチーズタイプのプロセスチーズ2つ。

会場にいるうちに、プロセスの後にスペインのマンチェゴが出てきたので、早く引き換えて失敗しました。気に入ったチーズがない場合は、少し待ってみると良いと思います。





日本のチーズ総消費量は年々増加していますが、2007年をピークに2008年は少し落ち込み、2009年になってまた少し盛り返してきています(252,620トン)。



日本がチーズを輸入している国は、1位が豪州、2位がニュージーランド

オセアニア強し!ですが、これらは主に食品加工用やプロセスチーズの原料になっているので、カマンベール(仏)やゴルゴンゾーラ(伊)といった欧州系のナチュラルチーズのような形では目にする機会が少なくなっています。



チーズフェスタでは各国のチーズの展示のほか、販売されるチーズも多種あります。
心惹かれたものもあったのですが、その後また出かけるところもあったので、残念ながら購入はパスしました。


ハヴァティ  デンマーク

かなり気になり、悩んだのが、デンマークで最も古いとされているハヴァティ。
牛乳製の圧搾タイプで、表皮を軽く洗っています。



テット・ド・モワンヌ  スイス

「修道士の頭」という名前の付いた、牛乳製(無殺菌)の圧搾タイプ。
「ジロール」という専用の道具で花びらのように削っていきます。



大きなサイズのイタリアチーズ(奥) 左:グラーナ・パダーノ 右:パルミジャーノ・レッジャーノ



左:カラフルなオランダのゴーダ&エダム 
右:クリームチーズに色々混ぜ込んだ豪州のチーズ



ドリンクコーナーではワインなどが数種類あり(1杯300円程度)、ワイン片手にチーズを楽しむ人たちが多かったです。
私も、この後の予定がなければ、ワインを飲みたかったですが(笑)

チーズ本やチーズグッズの販売などもあり、チーズに興味のある人にとっては楽しいイベントではないでしょうか?


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ryuji_s1)
2010-11-22 11:48:24
チーズフェスタ2010
みているだけでも
楽しそうです
返信する
関税が高い~(苦笑) (まゆ@管理人)
2010-11-16 00:19:05
たむねこさん

輸入チーズってけっこうなお値段ですよね

日本に入ってくるチーズには、29.8%の関税がかけられますし、
空輸料金もあるので、仕方ないといえば仕方ないのですが・・・

それゆえ、海外に出かける際は(特に欧州方面)
必ずチーズをごっそり買って帰ってくることにしています(笑)
返信する
やはりワインにはチーズ (たむねこ)
2010-11-15 00:58:47
こんばんは、まゆさん!
ここ数年、フランスなどヨーロッパのチーズのお値段が高いので、なかなか食べられなくなっちゃいました。
減っているのは、其のせいもあるのではないかと、、、

でも、やはりワインを飲んでいると、チーズは食べたくなりますねぇ(笑
返信する

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