ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

森鴎外の愛した饅頭茶漬!

2010-11-13 23:13:14 | 甘いもん
先日、和菓子の本を読んでいたら、面白いことが書かれていました。

あの明治の文豪、森鴎外「饅頭茶漬」なるものを好んで食べていたとか

鴎外先生は、茶碗に盛ったご飯の上に手で四つ割りにしたおまんじゅうを載せお茶をかけた茶漬 がお気に入りだったようなのです。

甘いものが苦手な人には勘弁してほしい組み合わせかもしれませんが、お汁粉や善哉に近い感覚?と考えれば納得いくかも?(笑)

機会があればチャレンジしてみますか?



お饅頭にも色々ありますが、鴎外先生はどんなお饅頭を載せていたんでしょう?

ベーシックな饅頭としては、蒸し饅頭の 「じょうよ饅頭」があります。


「志ほせ薯蕷饅頭」                「桜饅頭」   塩瀬総本家(東京都中央区)

14世紀半ばに、あんこ入り饅頭を日本で初めて作ったといわれているのが、「塩瀬総本家」
老舗ですから、鴎外先生がここのお饅頭を口にした確率は高そう?

塩瀬のじょうよ饅頭の皮には大和芋が入っているため、むっちりした歯応え。
桜饅頭は、じょうよ饅頭の季節限定版らしく、焼印が桜に変わります。



里の梅            桃山             栗まんじゅう    塩瀬総本家

同じ塩瀬のお饅頭でも、こちらは焼いたタイプのお饅頭。
モダンなタイプなので、和菓子に慣れていない人にも食べやすいと思います。

ちょっとパサつく食感なので、こっちのタイプの方が茶漬向き?
それとも、しっとり&むっちりの薯蕷饅頭の方がご飯としっくりなじみやすそう?
食べ比べて、美味しい組み合わせを見つけるのも一興でしょうか(笑)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地場ブドウの個性が魅力☆ポル... | トップ | 「チーズフェスタ2010」レポート »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

甘いもん」カテゴリの最新記事