ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

【人工股関節置換】手術から3カ月が経過しました

2020-09-13 21:06:46 | 人工股関節

【人工股関節置換】今日はリハビリの最終日でした  から続きます

 

6月の左股関節の人工関節置換手術から3カ月経過ということで、医師の診察がありました。

 

3カ月後の私の状態は、

杖なしで歩くと、少し上下に揺れる感じです。

片足立ちはできますが、左足で立つと、上半身が少し左に傾いてしまいます。

 

診察の前にレントゲンを撮影し、いざ診察に臨みました。

退院時と比べると、股関節の可動域も広くなりましたが、まだ、骨盤と切り離した動きがきちんとできていないそうです。

その原因は、骨盤のゆがみが大きいからとのこと。

 

そこで、手術前のレントゲン写真を見せられたのですが、骨盤が左下方向に落ち込む形でゆがみ、それに伴い、背骨がS字に湾曲していました。

これは酷い!

 

手術前は、左脚が2㎝ほど短い状態でしたので、左右のバランスを取るために、自然と身体を傾けていたわけです。

それが最初の手術をした3、4歳のこども時代からですから、数十年も続いてます。

 

今回の手術では、人工関節を入れ、左右の脚の長さを同じにしました。

しかし、骨盤は傾いたままですから、左脚の方が長く感じます。

それを図解にしてみました。

 

 

実際、手術後、初めて自分の足で立った時は、左脚がとても長く感じ、大きな違和感がありました。

足を閉じることができず、肩幅くらいに開いていないと、左の大腿骨付近が突っ張って、立っていられませんでした。

 

リハビリが進むにつれ、左右の脚の長さの違和感はだんだんと少なくなってきましたが、術後3カ月が過ぎた今でも、足を閉じることはできるようにはなりましたけれど、左側が少し突っ張る感じが残っています。

 

つまり、股関節と骨盤の動きが切り離され、左右の脚の違和感が解消されるようになることが、ひとつの目標です。

それと同時に、ゆがんで左下に落ち込んでいる骨盤を正常な位置に戻してあげること、可能かどうかはわかりませんが、背骨をまっすぐに戻すこと、も、大きな目標です。

こんなこと、本当に解決できるんでしょうか…

 

一般的な変形股関節症の方と違い、私の場合は原発性(元から)で、左右の脚の長さが違い、骨盤のゆがみと背骨の湾曲がありました。

変形股関節症だけだったら、術後3カ月で、ちゃんと歩けているかもしれません。

術後の経過の状況は、個人によってかなり違うと思います。

 

とにかくも、療法士さんに教えてもらったリハビリに加え、ネットで骨盤矯正のページなども見て、ストレッチや体操を続けたいと思います。

 

 

そういえば、退院後、左脚のむくみと内出血、しびれが酷く、ずっと残っていました。

医師からは、3カ月くらいまで残ると言われ、そんなに長く残るものなのかとショックでしたが、内出血とむくみは引いてくれました。

が、しびれの方は、まだ軽く残っています。

日によっては気にならないこともありますが、足の甲を上下にパタパタ動かしてみると、足の甲にまだしびれが残っているのを感じます。

これがいつ消えてくれるのか、様子をみたいと思います。

 

 

人工股関節患者にとってNGな動作を改めて確認すると、

 

手術した方の脚を内股にすること (脱臼の危険性)

今のところ、ある程度の角度の内股なら大丈夫なようです。

危険な角度は人によって違います。

足先をハの字くらいに傾ける程度は、私は問題なさそうです。

どれくらいの角度ならOKか、チャレンジするのはさすがに怖いですが、普段の生活の中で、無理なく自然に取っている程度の動きなら、脱臼は起こさないように思います。

また、手術から1年、2年、と経過するにつれ、股関節周辺の筋肉がついてくるので、だんだんと外れにくくなってくるそうです。

 

足を組んで座ること (脱臼の危険性)

この動作もNGです。

しようとしても、足が組めないのでできない、というのが実情です(笑)

 

 

注意が必要な動作としては、以下のものがあります。

浴槽の出入り

自転車の乗り降り

 

浴槽の出入りの時は、手術した方の脚が内股にならないように注意します。

浴槽の中で足を伸ばせればいいですが、我が家の浴槽は大きくないので、体育座りです。それで問題ありません。

 

自転車の乗り降りも同様です。

いま、私は自転車にときどき乗るようにしていますが、まだ以前のような乗り降りはできません。

いったんまたいで、サドルに腰かけてからペダルを踏み込みます。

この踏み込みがまだうまくできません。

階段を上る時もキツく、医師からは、「左の筋力が足りない状態」と言われました。

大腿骨周辺の筋肉を鍛えないと、です。

なので、いまは家周辺のみ走ってます。

問題なく乗り降りできるようになったら、大通りや駅周辺にも行ってみようと思ってます。

 

 

「杖」についてですが、少し前から、杖を使わないで歩くようにしていますが、電車に乗る時にはまだ杖を持った方がいい、と医師から言われました。

杖を持っていれば、周囲の人が避けてくれるからです。

私も、バス1本で家から病院に通う時には、杖なしでも自信がありますが、電車に乗り、都心の駅を歩くのは、杖がないとまだ少し怖いと思っています。

 

次の診察は2カ月後(手術から5カ月後)なのですが、その時はもう杖なしでいいですよ、と言われました。

ということは、この2カ月のうちに、完全に杖から卒業!というタイミングが来るということです。

 

家にいてはわからないので、できるだけ外歩きをしないと、ですね。

もちろん、日々のリハビリも欠かさずに続けていこうと思っています。

 

年内にはサッサと歩けるようになることを目指したいと思います

 


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