4月7日に大筋合意した 日本とオーストラリアの経済連携協定(EPA) で、気になる内容が2つありました。
まず、豪州産ワイン。
ワインオーストラリア公社が出したコメントを要約してみます。
日本に輸入されるオーストラリアワインには、これまで15%の輸入関税が課されてきましたが、
この度のEPA協定合意により、発効から一定期間を経て関税が撤廃されます。
【主な対象品目と関税撤廃までの期間】
HS 2204.10-000 スパークリングワイン -7年間で撤廃
HS 2204.21-010 酒精強化ワイン(2L 以下の容器入り) -5 年間で撤廃
HS 2204.21-020 ぶどう酒(2L 以下の容器入り) -7 年間で撤廃
HS 2204.29-010 ぶどう酒(2L 超 150L 以下〃)- 7年間で撤廃
HS 2204.29-090 ぶどう酒(150 L 超〃、バルクワイン) -協定発効後、即時撤廃
*ワインオーストラリアのプレスリリースより転載

カジュアルなワインはさらに魅力的プライスに、上質なプレミアムなワインもより身近な存在になりそうです。
4月からの消費税率アップで、物の値段が軒並み上がっているのを実感していますから、豪州ワインの関税撤廃は大歓迎です

もうひとつは、豪州産チーズ(乳製品)。

日本へのチーズの最大の輸出国はオーストラリア (2位ニュージランド、3位米国)
この度のEPA合意で、豪州産のチーズの無税・低関税の輸入枠が新設されました。
チーズの輸入枠は5250トンで、20年間で26100トンに増やしていきます。
ナチュラルチーズ(関税率29.8%)は、プロセスチーズ原材料用&ピザ用チーズ原材料用に限り、条件付きで無税になります。
その条件というのが、日本のチーズと混ぜて使うこと。
つまり、豪州産ナチュラルチーズをそのまま日本で販売すると、関税率は29.8%のまま!
ただし、ブルーチーズは10年間で関税2割減となりますが、豪州産のナチュラルチーズをそのまま楽しみたい私のようなチーズ好きには、これはちょっと残念ですね…


実は、豪州産プロセスチーズの関税率は現行40%。こちらはそのまま継続されます。
意外と高い…
加工用の原料としてなら、しかも日本のチーズと混ぜるなら無税っていうのは、原産地呼称へのリスペクトがないような…
豪州の酪農業界も、これには失望しているようです。

まず、豪州産ワイン。
ワインオーストラリア公社が出したコメントを要約してみます。
日本に輸入されるオーストラリアワインには、これまで15%の輸入関税が課されてきましたが、
この度のEPA協定合意により、発効から一定期間を経て関税が撤廃されます。
【主な対象品目と関税撤廃までの期間】
HS 2204.10-000 スパークリングワイン -7年間で撤廃
HS 2204.21-010 酒精強化ワイン(2L 以下の容器入り) -5 年間で撤廃
HS 2204.21-020 ぶどう酒(2L 以下の容器入り) -7 年間で撤廃
HS 2204.29-010 ぶどう酒(2L 超 150L 以下〃)- 7年間で撤廃
HS 2204.29-090 ぶどう酒(150 L 超〃、バルクワイン) -協定発効後、即時撤廃
*ワインオーストラリアのプレスリリースより転載

カジュアルなワインはさらに魅力的プライスに、上質なプレミアムなワインもより身近な存在になりそうです。
4月からの消費税率アップで、物の値段が軒並み上がっているのを実感していますから、豪州ワインの関税撤廃は大歓迎です


もうひとつは、豪州産チーズ(乳製品)。

日本へのチーズの最大の輸出国はオーストラリア (2位ニュージランド、3位米国)
この度のEPA合意で、豪州産のチーズの無税・低関税の輸入枠が新設されました。
チーズの輸入枠は5250トンで、20年間で26100トンに増やしていきます。
ナチュラルチーズ(関税率29.8%)は、プロセスチーズ原材料用&ピザ用チーズ原材料用に限り、条件付きで無税になります。
その条件というのが、日本のチーズと混ぜて使うこと。
つまり、豪州産ナチュラルチーズをそのまま日本で販売すると、関税率は29.8%のまま!
ただし、ブルーチーズは10年間で関税2割減となりますが、豪州産のナチュラルチーズをそのまま楽しみたい私のようなチーズ好きには、これはちょっと残念ですね…


実は、豪州産プロセスチーズの関税率は現行40%。こちらはそのまま継続されます。
意外と高い…
加工用の原料としてなら、しかも日本のチーズと混ぜるなら無税っていうのは、原産地呼称へのリスペクトがないような…
豪州の酪農業界も、これには失望しているようです。

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