ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドイツワイン三昧の週末

2020-01-23 10:57:00 | ワイン&酒
先週末、ドイツワインを愛する仲間たちとの新年会がありました。

メンバーは、輸入元、ドイツワインレストランなどのプロをはじめ、超ディープなドイツワインファンが多数。

このメンバーでは、何年も前から時折集まって、ワインを持ち寄って飲んでいますが、持ち寄るのは当然ドイツワインです。

今回も、人数+10本?ほどのドイツワインが集まりました!



上は、会が始まって直後のワインの写真ですが、この後どんどん追加され、結局どのくらい飲んだのかはわかりません(笑)

時々は、その会のテーマがあるのですが、今回はなかったので、各自がイチオシのドイツワインを持参しました。



私が持参したのは、フランケン地方のSilvaner種の白ワインで、ヴィンテージは2014年。
すでに日本の輸入元がいるそうですが、私は2年前にデュッセルドルフのワインショップで買ってきました。
よって、2014年と、やや熟成してます。

このワイナリーを訪問したことがあるというディープなドイツワインの達人の話では、この銘柄はレストラン向けで、消費者には売らない、と言われたとのこと。
私が行ったデュッセルドルフのワインショップでは普通に買えました。
という裏話があるワインです(笑)




その達人が持参した中に、フランケンのSilvanerがあり、こちらのボトルは、フランケン伝統のボックスボイテル。
繊細で品が良く、フィネスがあります。
2018年と若いので、軽快なフレッシュさがありました。




白ワインは、今回はモーゼルのリースリングが多かったです。

ドイツワインといえば、もちろんリースリングなのですが、この会のメンバーはドイツワインの達人なので、当然、ドイツだからというだけで選んだリースリングではありません。

先日、このメンバーのSNSのコミュニティで、ある新聞記事が話題になりました。
ドイツワインを代表するワインとして、黒猫ラベルのシュヴァルツカッツがひとつだけ取り上げられていたのです。
黒猫ラベルは可愛いですし、ワイン自体もほんのり甘くて飲みやすく、お値段もお手頃。

そういえば、20年ほど前に、黒猫ファンのワイン友が企画した黒猫尽くしのワイン会に参加したことがありますが、スパークリングあり、使用ブドウの違いありで、とても楽しいものでした。

ただ、20年前と違い、現在のドイツワインのスタイルも、消費者の嗜好も大きく変わってきています。
ワインの選択肢も多彩になってきました。




品種ブラインドで出されたモーゼルのペットナット(微発泡)。




まさか、ガメイ?
正解はオーストリアでよく見るRegentでした。







素晴らしいドイツワインが続々と…

ホント、いつもながら楽しい会でした。
皆さん、ありがとうございました!


コメント (2)
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