ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

宿泊サイト経由の予約でこんな海外ホテルトラブルがありました

2018-03-25 17:36:41 | お出かけ&旅行
旅のトラブル、もうひとつ。

昨日は、海外でのクレジットカード不正使用トラブルの話を書きましたが、
今日は、海外での宿泊トラブルを書きます。


年間に海外で数十泊していますが、個人で宿を取る時は、いつも宿泊予約サイトを利用します。
宿泊サイト利用で、ほぼトラブルはありませんが、ひとつ変なトラブルがありましたので、紹介します。



いつものように 宿泊サイト経由で宿の予約を取りました。

シャワーのみ、もしくはバスタブ付きの部屋があるようなので、バスタブ付きを選べないか?とリクエストしたところ、バスタブ付きの部屋は料金が上がってしまう、と返信が来ました。
じゃあ、いらないです、と返信しました。

バスタブ付き+朝食付きで、XXXユーロでご提供できますが?

これも不要です。
でも、忙しいので、放置しました。


さて、宿泊当日。
正しくは、ホテルではなく、街中にある古い家を利用したB&Bでして、迷いながら到着したところ、非常ににこやかなオーナーが出迎えてくれました。年齢は30代後半の男性です。

日本が好きだとか、やたら話が長く、なかなか部屋に案内してくれません。
ようやく案内してくれた部屋はバスタブ付き。

あれ? 親切にグレードアップしてくれた?


翌朝チェックアウトの際、提示された金額は、元々の金額ではなく、グレードアップした金額でした。

へ?私、グレードアップするなんて言っていないんですが???

宿泊代は事前にカード引き落としだったはずなので、到着時に、
「もう、カード決済されてますよね?」と尋ねると、
「いえ、まだです。チェックアウトの時にお願いします」と言われました。

ここから怪しかったんです。

しかも、宿泊サイトでの予約をキャンセルしたことにしてくれと、サインと求められました。

要は、グレードアップした部屋で、予約サイトとは別の新しい契約をしたことにしてくれと。
また、支払いは現金で、と。

朝早く出発しなければならず、頭が回っていなかったので、そのままサインしましたが、後々よく考えてみると、ここ、非常に悪質です

つまり、宿泊サイト経由の場合、宿はそのサイトに手数料を払うわけですが、予約がキャンセルされたとなると、私は宿泊しなかったことになるので、宿はサイトに手数料を払う必要がありません。
こちらが払った宿泊代が、丸々、宿に入ります。
しかも、現金での支払いですから、カードの利用履歴という証拠が残りません。



後日、宿泊サイトから私に、「ノーショーだったが、実際はどうか?」というメールが来ました。

へ? 私が悪人?

勝手にグレードアップし、予約をノーショー扱いにし、宿泊代を丸ごと懐に入れる、という、とんでもない宿です。

ビジネスホテル系だとこんなことはなかったでしょう。
すでにサインし、後からゴタゴタするのも面倒ですし、なんだか怖いので、これは捨て置くことにしました。

グレードアップした金額はそれほど大きくないですし、勉強代と思えば、仕方ありません。


今後の戒めとして、

しつこくグレードアップを勧めてくるところは怪しいかも?
―予約をキャンセルすることを検討してもいいかもしれません

あまりにも愛想が良すぎる人は怪しいかも?
―なにか裏がありそう?警戒が必要です

なにより、予約した通りの部屋、価格かを到着時に確認することが大事です。

皆さんも、どうぞご注意を~!



※宿のあった街ですが、今回の話とは関係ない風景ショットです


コメント
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