ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

吉祥寺「ボナペティ」でピノ・ノワールブラインド会

2013-12-29 17:22:43 | ワイン&酒
昨夜は、吉祥寺の 「ボナペティ」 にて、1年ぶりのブラインド忘年会。

今回のテーマは、5000円以下のピノ・ノワール

私が持参したのは、先日のフランスで購入した、ブルゴーニュ南部のGivy 1er cru。
モノポールです。



生産者に会い、試飲して美味しかったので入手したのですが、残念なことに、ブラインドで飲んだ際に、カビ臭い?状態が良くないわ、と思った1本が、私の持参したジヴリでした。こういうこともあるとはいえ、ちょっとガックリ。

その他には、日本(北海道)、アメリカ(カリフォルニア×2)、フランス(ボーヌ)、ドイツ(ファルツ)、豪州(ヴィクトリア)と、最初に銘柄が明かされ、合計7本でブラインドを行いました。



結果、私が当たったのは、日本とカリフォルニアの2本、合計3本のみ。
ヨイチ・ノボリは以前飲んだんことがあり、独特の味だったので覚えていました。
カレラのリードは、さすがの味わいで、これは即断。
吐き出さずに飲んでいますから、だんだんとわからなくなってくるのが困りもの(笑)





さて、気を取り直して、料理


アワビと天使の海老のコンソメジュレ 雲丹をのせて

魚介ゴロゴロの贅沢でおいしいコンソメジュレは、シャンパーニュによく合いました。


トリップと赤大根のアルビ風 サフラン風味

やさしく、さっぱりと煮込んだトリップ。


聖護院かぶのスープ 柚子の香り

温かいスープが本当に好きになりました。ほっとします。


フォアグラドカナールのソテイ 金井醸造枯露柿と共に

山梨の金井醸造はワイン生産者ですが、枯露柿とは珍しいですね。
半生状のドライフルーツのようになった柿とフォアグラが見事にマッチ!


黒毛和牛ホホ肉のカルボナード トリュフ風味

カルボナードは、ビールで煮込んだ牛肉に甘みととろみをつけた料理。
ホホ肉がやわらかくておいしい。トリュフ風味というのも贅沢!


苺とマスカルポーネのミルフィーユ仕立て

デザートにフレッシュフルーツが入ると、ディナーをさっぱりと締めてくれますね。
苺とマスカルポーネのマリアージュ、素敵でした。



この日は、参加者7名が持ち寄ったピノ・ノワール7本に加え、主催者が、シャンパーニュと白ワイン、デザート用の甘口ワインを用意してくれました。

本数が多いので、どれも控えめに注ぎましたが、ピノ・ノワールはしばらくは飲まなくていいかも、と思っています(笑)


コメント
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