ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

パリのレストラン-2

2013-12-09 11:00:25 | お出かけ&旅行
昨日紹介したビストロ は、以前から行きたいと思っていた店でしたが、今日紹介するのは、ふらりと入ったパリの店です。
しっかり下調べして行くのもいいですが、街歩きの途中でふらりと入ってみるのも面白いもの。

ディナーに選んだのは こじんまりした町のレストラン で、入った時は客は誰もいません。
外国では、19時すぎくらいだと、どこもまだこんな感じですね。

2皿選んでいくら、3皿ならいくら、という会計システム。
ご主人がシェフ、マダムがフロア担当という店で、マダムは英語は話せません。
私のカタコトのフランス語で、メインとデザートの2皿をチョイス。

この日はあまり重たいものを食べたくなかったので、魚をメインにしてみました。



メインの前に、ちょこっとだけいただいた 自家製パテ に、解禁したばかりのボジョレー・ヌーヴォー2013 を合わせてみたところ、このヌーヴォーが超美味!
フランスで飲むヌーヴォーは、格段にフルーティーで、おいしく感じました(笑)


ボジョレー・ヌーヴォー2013は メインに選んだ魚料理にも合いました



タラのソテー 野菜添え

皮目をパリッとソテーしたタラ(日本のものとはちょっと違う感じです)と、茄子などの野菜をざっくり粗めに刻んだものとのヘルシーな組み合わせ。塩気も強くなく、やさしい味わいの一皿でした。



モンブランのミルフィーユ

栗の季節ですし、モンブランは私の大好きなスウィーツゆえ、当然これをチョイス。
ミルフィーユがパリパリ!食べにくいですが(女性は男性の前では選ばないのが基本ですね)(笑)、中にはたっぷりとマロンクリームが入り、デザートとしては超ボリューミー!個人的には、ミルフィーユ部分はもう少し少なめでもいいかしら。上に載っているのはチョコレート。



食べ始めてしばらくすると、常連さんらしき老夫婦が訪れ、意外にもガッツリとしたメニューをチョイスし、仲睦まじく召し上がっていました。
熟年にさしかかったシェフとマダムの夫婦二人で経営するこの店は、そうした常連さんが穏やかに過ごすレストランでした。


コメント
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