お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

シルヴィギエムって・・・

2007年12月12日 | 映画・演劇・本
 昨夜、東京文化会館へ。
 生のシルヴィギエムを見たくて行ってきた。

 ううう・・・・・

 最初は大好きな上野水香が登場。相変わらず(といっても、舞台は三回目)うつくしい踊り。
 せも、なんだか少女のようで「椿姫」というのとはイメージがずれた。

 そして本命、シルヴィの登場。DVDでしか見たことのないシルヴィギエム。チケットをだいぶ前に買って、このときを楽しみにして期待に胸を弾ませてきた。

 チラシにはこううたっている。
「シルヴィ・ギエム 進化する伝説」
「世界最強のバレリーナが、自身の伝説を超えて魅せる、無限の進化!」

 確かに、普通イメージするバレエをはるかに超えていた。だが、正直言って私は進化する前のシルヴィの踊りをいっぱい見たかった。

 なんだか精神世界を表現したような、抽象的な繰り返しの動きが多くて(PUSH)、すごいとは思うけど美しさはあまり感じられなかった。

 でも、そんな私でもシルヴィが独りで踊った「TWO」(ひとりなのになんでTWOなのかな?)には魅せられた。凄い!シルヴィギエムってこういうダンサーだったんだ・・・・

 一メートルよりやや大きな四角い光の中から一歩も踏み出すことなく、踊る。
シルヴィの長くしなやかな手や足が、生き物のように動き、くねる。光を切り裂くその指先から炎がもえて出ているように感じて、何度も目を見張った。
 満員の会場が静まり返って、シルヴィひとりに集中し、彼女の世界に引き込まれ
ていた。
 踊り終わると、うおーっという歓声が湧き起こって拍手の嵐!

 うーん、やっぱり素晴らしい!Cプロの「白鳥の湖」も見てみたい。

 DVDを買って、家に帰ってまた見る。バレエのために生まれてきた人ですね。
(写真はPUSHのシルヴィと振付けたマリファント)
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