お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ユダヤ教団見学

2013年10月23日 | 社会

 宗教施設見学会の最終日は、広尾にある「ユダヤ教団」でした。

 渋谷から「日赤医療センター」行きのバスに乗り込みました。ああ、このバスに乗るのは何十年ぶりでしょう! 中・高・大とこのバスに乗って私は通学していたのです!

 あの頃は「日赤産院行き」ではなかったかしら?・・・しかし、じっと目をこらしていても当時あった風景はすっかり様変わりして、見覚えのある建物は一つもありませんでした!まるで、浦島太郎の心境!!・・・月日のたつのは・・・・

 終点の日赤のすぐそばに、ユダヤ教団はありました。

        

左は工事中の、東横線渋谷駅のホーム跡。土台だけは残っていましたが、なんだか痛々しい姿になってしまって・・・10年通った懐かしの渋谷駅が・・・・

右はユダヤ教団の大きなプレート。中も外もとてもシンプルな建物でした。

          

  礼拝堂(シナゴグ)で、ラビが詳しく説明して下さいました。(英語で)・・・質疑応答も全部英語でしたが、神学生達はさすがです。私達のためにはT先生が通訳。

 正面の扉とカーテンが開いて、中から出てきたのは羊皮紙で出来たトーラー

      

ラビから「これは歌うのです」と言われ、T先生の「誰か、読んで下さい」という呼びかけに早速一人が進み出て、読んでいました(申命記)  ヘブライ語ですよね。さすが!

 この文字は全て手書きだそうです。(書き損じたらどうするんでしょう!)旧約聖書39巻のうち、最初の5巻をトーラーというのだそうです。(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)

 ユダヤ教というのはイエスキリストを救世主として認めない宗教なのですが、旧約聖書を神の言葉として信じる点は一致しています。でも、やはり全く違う宗教のような感じがしました。

 ある人が質問しました「イスラム教は一言で言うと『平等』、キリスト教は『』の宗教と言われますが、ユダヤ教は?」

 ラビは答えました「とても、一言では言えません!」・・・確かに、ユダヤ教ってきまりや教えが複雑で難しい気がします。

 

     

 この日のランチは、はじめて行った「渋谷ヒカリエ」で。ハワイ料理のお店でした。ヒカリエも、昔は東急文化会館といって、なじみのふか~い場所でした。プラネタリウム、名画座、地下のニュース専門映画館などなどがありました・・・姉は確かここで結婚式も挙げたような・・・

 教団見学後、友人が近くを歩きたいというので、甥の教会「麻布南部坂教会」までスマホに案内させて行きました(スマホ、あんたはエライ!)

 幸い、甥は牧師館に在宅中だったので、会堂を見せてもらいながら近況を話し合いました。彼は近所でありながらまだユダヤ教団には行ったことがないとか・・・

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