英国映画「リトル・ダンサー」が好きで好きでたまらなかった私。何回見たことか!
日本の舞台での上演を知ったとき、正直最初は期待していなくて見に行くつもりはなかったのですが、やはり気になっていて数ヶ月前にチケットを購入。(ところが、昨日がその日ということを忘れて、図書館で本を読みふけっていました。危うく見損なうところを間一髪で気づきました!ほっ)
夏休みとあって赤坂ACTシアターは子どもから大人まであらゆる世代で超満員でした。すごい人気ですね。
主役のビリーはオーデションで選ばれた精鋭の5人。この日は木村咲哉君。後で知ったのですが、僅か10歳ですって!長い舞台の殆どを出ずっぱりで、歌い踊り演技する姿に何度泣いてしまったことか・・・歌も演技も素晴らしいのですが、とにかく踊りがうまいんです。心に残るシーンがたくさんあります。
映画では最後の最後で、あのアダム・クーパーが白鳥の姿で舞い上がった一瞬が最大のインパクトでしたが、舞台では・・・少年ビリーと大人のビリーが二人きりで踊るのです。夢のような忘れられないシーンです。
素晴らしいのは木村君だけでなく、周囲の大人たちの歌や踊りも素晴らしいし、次から次へと代わる場面転換も意表を突いて驚かされます。
物語の背景となる英国の社会問題もニュース映像などを効果的に使って・・・いやはや、また見に行きたいです。他の4人のビリーも見てみたいし。
ただ、料金が高い!S席13500円ですもの(リピーターは1000円引き) でも、一度は見る価値がありますよ!
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