お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ダウン症児を養子に

2017年09月07日 | 社会

 今日の朝刊(朝日)を読んで驚きました。

 30代の夫婦が、ダウン症の赤ちゃんと特別養子縁組(戸籍上の親子)をして、3歳の同じく養子縁組した男の子と二人を育てていると書いてありました。親子四人の笑顔の写真もそのまま載っていました。

 素晴らしいですね。この夫婦はダウン症の子を受け入れて「天使が舞い降りたみたい。人生がバラ色に変わった」とまでいっています。涙が出てきそう・・・

 20年近く前、インドに行った時マザーテレサが運営する「子どもの家」を訪問しました。

 そこで数時間のボランティアをしましたが、そこにはたくさんの障害児がいました。今も忘れられない子は、両手の指がほぼ全てない女の子。正直、ぎょっとしました!でも、その子はおやつのビスケットを両手で起用に挟んで、笑顔いっぱいでほおばっていましたっけ。

 職員の話を聞いて驚きました。「海外から、養子に引き取りたいという申し出はとても多いです。しかも、重度の障害を持った子から先に引き取り手が現れるんです」と・・・ワア、日本では考えられない!というか、私には出来ない、と思いました。

 それが日本でも、喜んで受け入れる方がいらっしゃるんですね、感動しました!

 インドでの体験や、実子がいるのに養子を引き取る欧米人たちを見て、私にも出来そうなこととして、ふるさと里親と、海外の子ども(現在はベトナムとバングラデッシュ)のスポンサーをやらせていただくようになりました。

 ダウン症児を家族に迎えた樋口さん夫婦と子ども達に幸多かりし事を祈ります。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomo)
2017-09-07 20:05:31
同じ30代とは思えない、素晴らしいご夫婦です。。。本当にすごいです。当たり前にならなくとも、里親という制度がたくさんの人に、もう少し、一歩踏み出しやすい感じになれたらいいな心から思います。
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Unknown (お気楽)
2017-09-08 20:21:08
最近、「マドンナ・ヴェルデ」と「ジーン・ワルツ」という本を読みました。作者は海堂尊です。
 なぜ産院が減ってしまったのかや、代理母出産や、人工授精など様々な妊娠出産にまつわる話が書かれた小説です。
この本の中に19歳で相手が誰かも分からないで妊娠してしまう19歳の子が出てきます。初めは堕ろすために産院に来たのですが、胎児が重い障害があると分かって、逆に産む決心をする話など様々なエピソードがあって興味深いです。
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Unknown (お気楽)
2017-09-08 20:24:34
あ、19歳を二回も書いてしまいました!
 この子はいわゆるヤンキーみたいな子ですが、母となって強くなっていく様子が描かれていて「母は強し」を実感します。
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