17日から20日までの四日間、神学校の集中講義に参加してきました。
私が受講したのは「神学序論」(改革派教義学)と「終末論」です。 直近になってわかって驚いたのですが、各々10時間の講義!二日間で4時間と6時間という編成とわかり、6時間の日は集中力が持つだろうか、理解できるだろうかと心配になりました。
まあ、なんとか眠らずに20時間の講義を受けてきました。しかし、難しい!半分どころか、三分の一も理解できてなかったと思います。神学生も一緒に受けたわけですが、韓国からの留学生達が一年生でも難しい漢字も95%位はすらすらと読み下すのに感心しました。神学用語は難しいのに!勿論、日常会話には全く不自由していません。
私は女子寮の個室を提供していただき、四日間を昔に戻ったように学生気分で過ごす事が出来ました。気分だけは!
いる間に、「説教演習」にも参加しました。これは将来牧師となる神学生にとっては通らねばならない試練の場です。私も現役の時は「研究授業」という形で、年に二回くらいは公開授業をしていたので、その思い出(というか悪夢?)がよみがえってきました。その日は2年生のM神学生が「ヨハネ黙示録」から説教しました。
私は、時々発音が不明瞭な箇所もあったけれど、落ち着いて話せていたし、内容もよくわかり良かったと思いました。
説教が終わり、批評タイム。まずは3人の神学生からで、それぞれが良かった点と気になった点を指摘していました、次に、先生方からの批評なんですが、これがビックリするほど厳しい指摘ばかり! 褒め言葉はほとんどないので、聞いている私は辛くなってしまいました。しかも、4人の先生からですよ!私だったら、もう神学校をやめたくなるくらいの厳しさでした。
他の神学生によると「まあ、いつもだいたいあの位言われます」とのこと。でも、あれだけこきおろされたら・・・その後M神学生と一緒に食事をする機会があったので、おそるおそるその話題を出したのですが「別に気にしていません」と、にこやかに答えていたのでほっとすると同時に強いなあと感心しました。
さて、講義はどちらも来年の集中講義に続くので、ぜひそれも受けて下さいと言われました。また、20時間・・・耐えられるかなあ私。
写真は、チャペルと校舎、学生寮、講義された牧田先生。
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