お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

心に沁みるお話ばかり・・・広木先生有り難う!

2018年11月15日 | 教育

 やっぱり広木先生をお招きして良かったなあ!と思える素晴らしい講演会でした。

 メーンは「不登校」ですが、再び学校に行かせるにはどうするか?・・・などというたぐいのお話ではありません!

 以下、要点のみ

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 私達が子どもを育てるとき、それは社会に役立つ「人材」の育成をしているのではなく(今の政府は、外国人を人材と見てるけど)、「人間」を育てているのだということ。それが根底にある。

 学校は子ども達一人一人が人として育つという目的のための手段に過ぎない。しかし、学校でのいじめや不登校は一向に減らない、逆に激増している。 教師の指導力不足と言うが、そうだろうか?それはすり替えに過ぎない。

 国連は日本政府に勧告している。子ども達に過度の競争を強いているのをやめるように。高校や大学の入試は家庭の経済力を反映している、抜本的に見直すようにと・・・しかしそれらはスルーされている。小学校からの英語導入に専門家は賛成していない。

 また、近年は教室で「普通」と違う子らは「障害児」として分類される。すぐ〇◯障害児として別の場所での教育を勧められる。つまりは手のかかる子を排除しようとする。

 今、小学校1・2年の低学年、また中高一貫校の 「不登校」が増えている。一貫校は受験戦士を養成している中、ダメージを受けた子は退学するので「不登校はゼロ」を誇っている。

 

 不登校の子ども達の訴えを聞こう!

 「私をロボットみたいに扱わないで」

 「先生、『普通』ってなんですか?不登校だと普通じゃないんですか?」

 「なぜ。死んではいけないんですか?」

 「広木先生が逃げて良いと言ってくれて、嬉しかった」

 

 不登校になったら・・・

 人間として育ち直すために、親子のふれあいから始める。親のぬくもり、においで安心する。

 子どもは自分なりにどうしたいか考える。『~したい』という言葉が出てきたら喜ぶ。

 能力は階段のように一歩ずつ伸びていくのではない。したいことが出来たときに伸びる

 出来たことをしっかり評価してあげる!

     

 熱心に、時には涙を浮かべて聞く参加者たち。下は、会後の相談会。16人も残って下さった。

   

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